今日は、午前ＡＢ組、午後ＣＤ組に分かれて「北雲雀丘きずきの森」公園での観察会へ行ってきました。

雲雀丘学園の中２生は「探究基礎」の授業を週２時間行っています。

今回の観察会では、その目標の一つである「観察力」の育成を図ることを目的に、

課題を設定し、現地で実地観察を行い、問題解決することで「観察力」を培い、

「観察会」を通して探究したことをレポート化することで情報整理力を養っていきます。

目的地である北雲雀丘きずきの森は、ゴルフ場やレジャー施設であった場所を整備し、里山として復元した公園で、平成２７年に公園として制定されました。

散策や森林浴野鳥観察などを楽しむ人が多く訪れ、みはらし台からは大阪平野が一望できます。

各クラス５班ずつ、計１０班それぞれが、ガイドの方の案内・説明を受けながら森の中を回りつつ、今の時期の草花を見つけて写真を撮ったり、事前学習で姿を確認したり、声を聞いていた鳥たちの実際のさえずりに耳を澄ませていました。

モリアオガエルの卵が水の上に産み付けられているのを見たり、

ドクダミの花に目を止めてみたり、ヨモギやカシワの葉を見つけたり、

セイタカアワダチソウについたアブラムシを補食しに来たテントウムシを観察したり。

たくさんの発見をしていました。

ここ数年で橋や道の整備が大分進んでおり、数年前にも引率をした先生方からは「すごく、歩きやすくなっていた」とのことでしたが、普段山道を歩き慣れない生徒たちは、行程の半分を過ぎたあたりから「もうアカン」「歩けん」といった声がたくさんあがっていたものの、脱落者を出すことなく、全員、無事再度の集合ができました。

今週はまだまだ続きます。金曜日には楽しみにしている人も多い校外学習も待っています。

しっかり食べて、よく寝て、自分が思いっきり楽しめるコンディションを保ちましょう。