林間学舎最終日です。

今日は登山をした後に帰校になるため、起床5時半、朝食を6時半、そしてその間に荷物の整理・部屋の片付け・大荷物をロビーへ運ぶ・チェックアウトをするというタイトなスケジュールでしたが、71期生みんなの協力でスムーズに事が運びました。

朝食後、閉舎式を行いました。ホテルの方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

そして心配だった天候は･･････雨が降っていました。しかし風はなく気温も20℃を超えているとのことで、登山ガイドさんからは登山ＯＫのサインが出ました。ホテルでレインコートを着込み、十分な登山準備をして、いよいよ大山へと出発です。しかし山頂までは厳しいだろうということで、6合目をめざすことになりました。

天気がよいときは見えているはずの大山が見当たりません。雲に隠れてしまっています。雨も土砂降りではないですが、それなりに降っています。しかし歩き始め直後はみんな元気な顔を見せてくれました。

そしていよいよ山の中へ。雨でぬかるんでいるところに注意しながら登っていきます。ところどころ休憩を挟みながら、雨の中ひたすら登りました。周りの自然にあまり目を向ける余裕がなかったのが残念でした。

そしてついに山頂！ではなく6合目に到着しました。ここが折り返し地点です。やはり景色は何も見えません。真っ白です。しかし生徒たちには、ここまで登ってきたという達成感が感じられました

登った後は下ります。下りの方が登りより神経を使います。それでも滑ってしまう生徒もいました。そして一歩一歩が膝にきます。生徒曰く「膝ぷるぷる」と。また「膝笑う」と。

登り始めたのが8時過ぎ、そこから片道2時間ずつの往復4時間、12時過ぎには下山することができました。生徒たちは下山途中から「お手洗いに行きたい」と頻りに言っていました。山を登る際の難しさのひとつです。

実はまさに山の麓が近づいたとき、空には晴れ間が見え始めました。喜んでいいのやら「何でここで･･･」と何とも言えない気持ちでしたが、71期生が大山に登ったということは紛れもない事実となりました。