週明けの月曜日、昼前から雨が降り出しました。今週は雨マークが多いです。今日から考査期間です。

7時間目は道徳でした。テーマは「他者の感覚に気づく力」です。普段皆さんは様々な他者と関わって生きているはずです。集団で過ごすことが多い学校は、まさに他者と関わることを学ぶ場でもあると言えます。そんな場で、他者の感覚に気づけないとどうなるか。考えるまでもないことですが、人と人が傷つけ合い、争いが起きます。

でも、そんなに大げさな話でもありません。普段の生活で皆さんは気遣いをしながら生きているはずです。特に自分と仲の良い人には気を遣っているはずです。しかし、今日のような雨の日、終礼後に我先にと大きな鞄を背負って廊下を駆けていく人がいます。これは他者の感覚に気づけている人でしょうか。くり返しますが、学校は他者と関わることを学ぶ場です。その他者には、自分の仲のよい人だけではなく、他クラスの人、他学年の人、そして自分とは仲のよくない人も含まれます。大事なのは「私は私、他者は他者」ではなく「私も、他者から見たら『他者』である」ことをどれだけ意識できるかだと思います。(でも実は、これがとても難しい！)

授業では「＋αの気遣い」も学びました。まずは今までの気遣いや言葉がけに、自分なりの他者への気遣いを足してみませんか。小さなことから始めましょう。