2月13日、合唱発表会が行われました。音楽の授業で練習した成果を各クラス学園講堂の舞台で発表します。考えてみれば71期生は、小学校高学年を感染症と共に過ごしてきたので、歌や合唱というものに触れる機会が少なかったのかもしれません。だからこそ、こうした人前で発表できる機会は大切です。以下、各クラスの歌った曲です。

Ａ組：カリブ 夢の旅

Ｂ組：あすという日が

Ｃ組：マイ バラード

Ｄ組：星座

指揮者と伴奏者はもちろん、みんなそれぞれに緊張しているようで、教室とはちがった表情を見ることができました。各クラスの「合唱の練習でがんばってきたこと」もクラスの雰囲気が表れていてよかったです。終演後、音楽の先生からは「みんな一生懸命にきれいな声を出そうとしていました」と感想をいただきました。男子は特に変声期のため、低い声がなかなかうまく出なかったかもしれません。

先日、指揮者の小澤征爾さんの訃報がありました。小澤さんの言葉をひとつ紹介しておきます。

「音楽は、言葉も国も宗教も政治も超えて、人と人の心をつなげることができる。みんなでひとつになれる」

様々なことが多様化・個別化された今の時代において「みんなでひとつになれる」機会や体験というのはそんなに多くありません。合唱はその貴重なひとつです。来年も、今年以上の71期生の歌声を聴かせてください。