中2学年だより(71期生)
あと少しだけ
2024/06/11
「あと少しだけ ここにいて あと一秒だけ みえていて」
6月11日、中学2・3年生が演劇鑑賞へと出掛けました。
演目は「あしあとのおと、ものがたり」です。山に囲まれたある町では死んだ人が一年だけ生き返るといいます。そんな架空の町を舞台とする、恋人ができたばかりの男子大学生遠野物語と、祖父母と同居する女子高校生小夜を中心とする物語です。伏線やメタファー(隠喩)が多く、また柳田国男の遠野物語に着想を得た物語だからか、内容は中学生には少し難しかったのではないかと思います。しかし、映像や音響、デジタル機器による演出、そして俳優さんたちの演技によって、観客席の雲雀生たちは舞台に引き込まれている様子でした。
71期生の皆さんは、自分の大切な人が死んでしまって「1年だけ生き返る」と言われたら、どうしますか。人との出会いと別れ、家族への想い、人を好きになるということ、現実と異世界との境界線など、色々なことを考えさせられました。
今回の観劇は尼崎ピッコロシアターによる、「中学生のための演劇鑑賞体験事業 ピッコロ・わくわくステージ」での鑑賞でした。ピッコロシアター及びピッコロ劇団の皆様、ありがとうございました。
演劇に興味が湧いた方は演劇部まで! 演劇部員になると、今日の大ホールの舞台に立てます!(演劇部顧問より)
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