中2学年だより(71期生)
家庭科ー沖縄
2024/10/04
先日から家庭科ではクラスごとに調理実習が行われています。
今回の献立は「クーブイリチー」、沖縄の郷土料理です。
クーブは昆布、イリチーは炒め煮を意味します。ポイントは汁物の出汁をとるために使った昆布を材料に使うところです。昆布は寒い海でしか採れないため、沖縄では大変貴重なものとして扱われていました。その貴重な昆布を少しでも有効活用するために考え出された調理方法です。また、こんぶと「よろこぶ」をかけた縁起物でもあり、結婚式などお祝いの席で出されることが多いそうです。
中1の時と違って包丁を使ったり、鰹節の出汁も自分たちでとったりと、調理の難易度は上がっていました。出来上がったクーブイリチーはとても美味しそうでしたが、食事風景を見に行った先生によると「みんな渋い顔をして食べていました」とのこと。何でも「味が地味」だそうで・・・。そんな生徒たちに家庭科の先生が言った一言がこちら。「郷土料理というのは、そんなもんです」
沖縄にはまだまだたくさんの郷土料理があります。ジューシー、ラフテー、チャンプルー、ソーキそば・・・、料理の面でも沖縄を堪能しよう!
今週はB組とD組でした。A組・C組は来週にお届けします。
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