12月19日、宝塚歌劇の鑑賞へと行ってきました。宝塚市の教育事業による市内中学校2年生の招待があり、本校は希望者40名ほどが参加しました。引率は学年から男性教員が3名に本校の歌劇スペシャリストの一人、国語科のＹ先生です。Ｙ先生はこの演目だけで「5回目です」の自他共に認めるヅカファンです。歌劇素人の教員と生徒たちに様々な見所や面白さを教えてくれました。

演目は『ゴールデン・リバティ』と『PHOENIX RISING（フェニックス・ライジング）』－IN THE MOONLIGHT－、月組新トップコンビの鳳月杏さんと天紫珠李さんのお披露目公演です。「ゴールデン・リバティ」は舞台上を鉄道列車が走ったり、随所にデジタル映像が用いられていたりと、まさにスペクタクルな舞台でした。内容はかつてのハワイ王国の王女をモデルとしたヒロインと、アメリカ先住民の生き残りの主人公の物語です。アメリカの自由の女神像の除幕式の場面もあり、歴史の勉強にもなりました。そしてトップスターのオーラは2階席からでも十分に感じることができました。

後半のショーでは「皆さんご一緒に！」の場面で、「お母さんから持たされました」とポンポンスティックを振る生徒がいました。そのときＳ先生もＹ先生から借りたポンポンスティックを振っていました。帰り際、生徒の頭のなかにはフェニックス～ライジング～♪という旋律が流れっぱなしだったに違いありません。

なお、本校の卒業生も現在宝塚歌劇の現役として在籍しているそうです。元雪組トップスターの壮一帆さんも卒業生です。気になる人はＹ先生に話を聞いてみてください。