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中2学年だより(71期生)
咲くやこの花
2025/02/12
4連休明けです。今日のLHRで「第6回ひとよ杯 百人一首かるた大会」を開催しました。
中2国語ではまだ古典文法を学び始めたばかり、授業では和歌にあまり触れていません。そこで一首でも多く覚えてもらおうと、先週に上の句と下の句一覧を配りました。実際、朝からそのプリントを手にクラスメイトと覚え合う姿が見られました。生徒たちにはこうも伝えました。「自分の一首を決めて、その札だけは絶対誰にも渡さないようにしましょう」自分の一首とは、たとえば自分の名前の文字が入っている和歌だったり、好きな作者や内容がお気に入りの和歌などです。その札、取れましたか?
本番では、有名な「ちはやぶる・・・」や「花の色は・・・」では上の句が読まれてすぐに札を取る音がしました。けっこうみんな本気で嬉しがったり悔しがったりしていました。また、担任の先生からも一首ずつ読み上げてもらいました。各先生方が読んだ和歌は以下の通りです。(学年主任が「勝手に」セレクトしました)
奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき (5番)
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける (6番)
住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ (18番)
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ (33番)
音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖の濡れもこそすれ (72番)
瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ (77番)
今回の優勝クラスはB組でした。おめでとう!
また、個人賞として最も札を取った男子にかるた名人、女子にかるたクイーンの称号が与えられました。名人はD組の男子、クイーンは札数同数でB組の女子とD組の女子でした。3名はそれぞれ、1人で20枚以上取っていました。
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