学校ブログ

中3学年だより(71期生)

6月23日

2025/06/24

昨日6月23日は何の日だったか知っていますか。

昨日のニュースや今日の朝刊で報じられていたはずです。6月23日は沖縄慰霊の日です。昨年の沖縄研修旅行で訪れた沖縄、その地で凄惨な戦争がありました。野戦病院や避難場所として利用されたガマにも入り、あの暗さ、あの怖さを実体験しました。今年は沖縄戦から80年、終戦から80年です。

毎年6月23日の慰霊の日には、私たちも訪れた平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が開かれます。そこで県内の小中高生の作品から選ばれた「平和の詩」が朗読されます。今年は小学校6年生の城間一歩輝さんの「おばあちゃんの歌」でした。詩の一部を紹介します。新聞などに全文が紹介されています。ぜひ全文を読んでみてください。

おばあちゃんに
生きていてくれて本当にありがとうと伝えると
両手でぼくのほっぺをさわって
「生き延のびたくとぅ ぬちぬ ちるがたん」
生き延びたから 命がつながったんだね
とおばあちゃんが言った

八十年前の戦争で
おばあちゃんは心と体に大きな傷を負った
その傷は何十年経っても消えない

人の命を奪い苦しめる戦争を二度と起こさないように
おばあちゃんから聞いた戦争の話を伝え続けていく
おばあちゃんが繋いでくれた命を大切にして
一生懸命に生きていく

沖縄タイムスのHPに今まで読まれた「平和の詩」がまとめられています。

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