
中3学年だより(71期生)
80年目の夏
2025/08/09
8月9日、今日は長崎に原爆が投下された日です。
8月6日は広島に原爆が投下された日でした。8月15日には終戦から80年を迎えます。
今年の広島平和記念式典で、こども代表の小学生が「平和への誓い」を読み上げました。
誓いの言葉は次のように始まります。
いつかはおとずれる、被爆者のいない世界。
同じ過ちを繰り返さないために、多くの人が事実を知る必要があります。
(令和7年8月6日 広島平和記念式典 こども代表 「平和への誓い」より引用)
戦後80年となると、実際に戦争を体験した人が少なくなりました。
それは日本においてはあれから戦争が起こっていない証拠でもあり、喜ばしいことです。
一方で、戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを実感をもって語る人がいなくなることでもあります。
だからこそ、戦後生まれの私たちはあの戦争のことをしっかりと知り、そして考える必要があります。
「平和への誓い」の中には次のような言葉もあります。
世界では、今もどこかで戦争が起きています。
大切な人を失い、生きることに絶望している人々がたくさんいます。
その事実を自分のこととして考え、平和について関心をもつこと。
多様性を認め、相手のことを理解しようとすること。
一人一人が相手の考えに寄り添い、思いやりの心で話し合うことができれば、
傷つき、悲しい思いをする人がいなくなるはずです。
(令和7年8月6日 広島平和記念式典 こども代表 「平和への誓い」より引用)
71期生の皆さんはこの夏、何をして過ごしているでしょうか。
連日、ニュースや新聞であの戦争のことが報じられています。テレビでも特集が組まれています。
「80年も前のことだから、私には関係ない」ではなく「自分のこととして考え」てみてください。
なお、研修旅行長崎コースでは長崎原爆資料館を訪れることになっています。
80年前に長崎で何が起こったのか、自分の目でしっかりと見て感じて来てください。
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