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常務理事便り
2020年11月30日
「幼稚園と中学に異色の出前授業」
OSK日本歌劇団の皆さんが「出前授業」で雲雀丘幼稚園にお越しになり、園児にダンスの指導をしていただきました。OSKのトップスター5名のテンポいいレッスンにも園児たちはすぐにリズムを合わせ、最後には全員が曲全体を踊れるようになりました。今日(11月27日)は年中と年長がレッスンを受けましたが、30日には中山台幼稚園でも開催されます。
OSK日本歌劇団のレッスン
産経新聞社協力の「出前授業」(11月24日)は5回目を数え、徐々に形が整ってきました。まず人気の生徒投票アンケートです。前回は米大統領選挙、「どちらが勝つか」でしたが今回は「来年、東京オリンピックは開催できるか」です。「Yes No」刻々変わる投票数に生徒のまなざしも真剣です。結果は最初の授業(A・Bクラス)が「26:73」、次の授業(C・Dクラス)が「27:72」とほぼ同じ数値で、8月の世論調査と同様の結果となりました。
産経新聞社協力の「出前授業」
投票の前には産経の田井東編集企画室部長から直前に来日したバッハIOC会長の真意の説明を受けての投票だけに内容の濃いものになりました。生徒からは「開催できる」「できない」の理由がそれぞれ出ましたが現状認識に大きな違いはなく、「現実を考えれば難しい。理想を言えばやってほしい」の意見に思えました。
「今週の注目記事」のコーナーは「GOTOキャンペーンについて」でした。大阪は「感染爆発」が心配されますが、過日の和歌山への修学旅行もキャンペーンの恩恵を受けての実施でしたが、キャンペーン自体には多数の反対意見が出ました。
「広瀬記者のNIE」では産経の「和歌山地方版」から興味や関心がわくもの、不思議に思うものを調べ発表するものでした。修学旅行先でもあるので生徒には身近なテーマになりました。事前に届けられた作品に広瀬記者からテーマの取り上げ方、切込み方、書き方、展開、写真の使い方、注意点など詳しく説明・指導があり、これからますます必要とされる「記述力」に大いに役立つと思えました。
今までの授業を越えた、エキサイティングな授業、教科書のない授業、日常に関心を持つ授業を目指して出前授業は毎回進歩を続けます。
(2020.11.27)