学園ブログ
- ホーム
- 常務理事便り
常務理事便り
2021年03月17日
「自分の意見を堂々と述べよ」
昨日(3月15日)、雲雀丘学園の開花宣言を出しました。標本木は事務局前の「枝垂れ桜」で、朝方、数輪の開花を目視しました。因みに昨年は19日、1昨年は22日で、毎年開花が早くなり、温暖化のせいでしょうか。この「枝垂れ桜」は記念撮影のスポットで今年も大勢の人たちを楽しませてくれると思います。
事務局前の「枝垂れ桜」の開花 生徒には修了証が渡されました
今日(3月16日)は昨年夏に開始した「出前授業」(対象は中学3年生)のいよいよ最終回となりました。教科書に頼らないエキサイティングな授業を提供すると始めた授業ですが、コロナ下9回を数えました。基本的にはその日の注目記事を生徒の前で産経新聞の編集副部長と私が事前準備なく白熱討論するのが20分、残りは新聞記事をもとに、読み方、考え方、書き方など基礎的な講義を実践的に学びました。
この間生徒の政治、経済、社会への関心や思考力は格段に伸長しました。大学入試は読解力や記述力が求められますが、手前味噌ですが大いに役立つのではと思います。今日の白熱論議のテーマは、生徒の最大の関心事、「新型コロナワクチン」と「東京オリンピックの開催」で、中ソのワクチンの接種や、オリンピックは70%の人が中止や再延期を求めていることに議論は集中しました。生徒には今後、社会や政治にも関心を持ち、堂々と自らの意見を述べられるようになってほしいと思っています。
号外 修了証
本日は出前授業の最終回で受講した生徒には修了証が渡されました。また出口では出前授業終了の号外も配られ、4月からは高校に進学の生徒には大きな思い出と励みになったと思います。この出前授業の開催には産経新聞の格別のご協力をいただきました。このブログを借りて厚くお礼を申し上げます。
(2021.3.17)