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常務理事便り
2022年04月01日
Vol 1 「新年度を迎えて」
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
8年の永きにわたり、中高校長や常務理事学園長を務められた岡村先生が昨日、3/31をもってご勇退され、不肖の私が常務理事として学園運営のお手伝いをさせていただくことになりました。多くの先達や岡村先生が築かれた素晴らしい伝統を絶やすことなく、更に磨き上げ、関西を代表する一流の学園づくりに邁進したいと決意を新たにした次第です。
学園事務局前の枝垂桜は満開
合同職員会議での方針発表
私は岡村先生と同様にサントリー社にて営業という仕事をやってきました。私が入社したのは1980年、そのころ社長をされていたのは、本学2代目理事長の佐治敬三先生でした。大変な文化人で多くの経営者、文化人に影響を与えられました。その佐治先生がある時、こんな逸話を話されました。学生時代の恩師、有機化学の権威で大阪大学教授小竹先生がドイツ留学時、朝、研究室に行くたびに指導教授から「エトバス ノイエス」「今日は何か新たなことがあるか?新しい挑戦はしたか?」と問われた、即ち、常に新しいものを求め挑戦しないと道はひらけないし、新しい発見はない、日々過去にない新しい何かを求め、探索しなさい、挑戦しなさいと言われたという話です。
この話は学園にも全くそのまま当てはまると思われます。学園にとってのエトバス ノイエスを探し続け、挑戦し続け本学園にしかない素晴らしい価値を作り出すことが学園の発展には欠かせません。
その際に最も大切にしたいことは建学の精神にもとづき、強くたくましい人間力に富んだ子どもたちの成長に寄与することです。少しずつでも確実に前に歩み続けたいと思います。先生方、職員の皆さん、保護者の皆さん、その他学園関係者の皆様、今までと変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。