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常務理事便り
2023年01月10日
Vol 39 箕面勝尾寺詣り
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
9日成人の日、高校65回生314名、既卒生40名の志望校合格を願って、中高の中井校長先生と西国23番札所 箕面応頂山 勝尾寺に参拝いたしました。
ご存知の方も多いとは存じますが、「勝ちダルマ」で有名なお寺です。たくさんの方がお見えになっておられ、少し遅れると駐車場に入るのも数時間はかかる賑わいでした。
本堂に上がり、上記全生徒の合格を祈願させていただきました。高3生は年末ぎりぎりの28日まで、更に年明けは4日から早々に受験講習が実施されており、最後の追い込みに懸命です。担当する先生方も年末年始を返上しての指導が続いています。実際に受験するのは生徒ですので、我々は学びやすい環境を整備するというお手伝いしかできませんが、神仏にすがることも、でき得るすべてのことをやって試験に臨むという点では抜かりなくやっておきたいと思った次第です。大きなダルマに全員合格の願掛けをして、学園に持ち帰りました。高3生の壮行会にはお披露目されることかと思います。是非、生徒の皆さんには最後まで頑張って希望をかなえてほしいと思います。
一方で、受験生の皆さんにはわかっておいてほしいことがあります。入試はあくまで入試にしかすぎません。人物を全人的に評価するものでもなければ、合格したからといって明るい人生、豊かな人生が開けるわけでもありません。どの大学に入ったかよりも大学に入ってから何を、どのように学んだかの方がはるかに大事ですし、社会に出てからの努力は更にその何倍も大切なのです。どこにいてもどのような環境にあっても、自省の心をもって、愚直に歩み続けることが人生を輝かせるには必要なのです。
「小事に拘りて大事を忘るな」という言葉があります。逆説的になりますが皆さんにとって大切な受験は小事と心得、大きな心をもってそれぞれの試験に臨んでもらいたいものです。