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親孝行・やってみなはれ
2020年10月16日
「今だからこそ」
問:ある町に誰も使っていない建物があり、窓が割れています。あなたがもし町長なら、どうしますか?ちなみに、財政に余裕はありません。
-別に誰も使っていないなら、直す必要はない。そう思いませんか?
私は、高校三年生の担任をしています。生徒の中も受験で余裕のない人もみられます。「受験」に向かって全力で取り組んでいます。しかし、こういうときこそ、自分も含め日頃の生活を大事にするべきです。私が教訓としているひとつの考えを紹介します。
割れ窓理論-町に割れている窓が残っていると、他の窓も割られる、犯罪者の隠れ家になるなど治安の悪化につながる。一見、無害に見える事も放置すれば、全体の秩序が崩壊するという考えです。
これは普段の生活でも言えるはずです。「これぐらい、いいや。」そのちょっとした傷が将来取り返しのつかない物になるかもしません。忙しいときだからこそ、そうやって環境を整備することが受験の成功や人生の充実につながる一歩になるはずです。
(中学校・高等学校 数学科 高3G組担任 前田 宏太郎)