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親孝行・やってみなはれ
2021年03月12日
「習慣になったら、こっちのもの」
私の好きな言葉にイギリスの作家サミュエル・スマイルズの次の詩があります。「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。」というものです。誰でも何かを思いついて行動までは出来るのですが、その行動を継続する（習慣にする）ことがなかなか出来ないものです。私なども典型的三日坊主人間ですので、余計にこの金言に惹かれます。
何事でも、自分の思いを成就させるための秘訣は、胸に秘めた思いを実行に移し、最後までやり続けることだと思います。人格や人生に行き着くなどとはほど遠い、私の取るに足らない話で大変恐縮ですが、腰痛持ちの私はこの１０年近く毎朝１５分間の「腰痛体操」は欠かしたことがありません。その甲斐あってそれまで頻繁になっていた「ぎっくり腰」にならなくなりました。そしてもう一つ、３年前から毎朝ラジオの基礎英語を聞いています。これは中山台幼稚園の英語教師としてアメリカ人のライアン先生が来られたので、なるべく英語で会話をしたいと思ったからです。しかし英語の方は道遠しで未だ一向に進歩はありませんが、いつの日にか、この習慣の種を蒔いて、英語という果実を収穫したいと思っています。
（中山台幼稚園 園長 長岡 伸幸）