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親孝行・やってみなはれ

2021年08月27日

出会いから段ボーラー アラーキーに。

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 私は教員をしながら、現代美術での表現活動をしてきました。そのきっかけとなったのは、ある有名なブルースバンドのドラマーの方との出会いでした。友人達に段ボールで作った額縁に小さな絵をはめ込んで贈ったところ、そのドラマーの方に「荒木田はん、絵よりも周りの段ボールの方がおもろいで。ダンボール作家になり。」と言われたのです。それ以来、段ボールを切り刻んでは張り合わせ、不思議な立体を作るようになり、最終的には周囲から「段ボーラー荒木田」という有難い称号をいただくことになりました。以降、たくさんの作家と交流を持ち、展覧会に参加させていただいています。

 自分の将来を悩んでいる人も多いと思います。でも、部屋の中ではその答えは出てきません。人生の変化には、必ず、人との出会いがあると私は思っています。それは、本との出会いも含みます。自分自身のアンテナを張り、なんとなくでいいから何かを求めていると、それに反応して導いてくれる人と必ず出会います。その出会いを求め、積極的に行動することが大切だと思います。自分に耳を傾け、目を向けて、積極的に求めていきましょう。



(雲雀丘学園中学校・高等学校 高1学級担任 理科 荒木田 義人)