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親孝行・やってみなはれ
2021年10月15日
どちらの道を選んでも
担任をしている高１では、今日が文理選択第1次調査の締切日になっていました。4月に高校に入学して半年余りで、早くも次の選択をする時期が迫ってきます。
幼い頃からの夢の実現に向けて早々と決める者、得意科目を生かせる進路を選ぶ者、迷って決められない者。それぞれが、大学入試科目だけでなく、将来どんな職業につきたいのか、どんな人生を歩みたいのかについて、自分と向き合う貴重な機会となっているはずです。
大人になってからふり返ると、大きな選択だけでなく、日々の小さな選択に至るまで、人生は常に選択の連続だということを実感します。「あの時、別の道を選んでいたら…」と、選択には後悔がつきものですが、一つ確かなことは、「時間を戻すことは決してできない」ということです。
この先、無限の選択をくり返しながら人生を歩んでいく皆さんには、「どちらの道を選んでも」自分を信じて、精一杯に前を向いて進んでいってほしいと、心から願っています。
（雲雀丘学園中学・高等学校 高１学級担任 英語科 植野知矢子）