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親孝行・やってみなはれ
2022年08月26日
「ずーっと ずっと だいすきだよ」
この絵本を皆さんは知っていますか。
「あ!なんか聞いたことある!」と思われた方,この絵本は,小学1年生の教科書にも載っているので,ご存じの方も多いかもしれません。
さて,この絵本は「だいすき」を思っているだけではなく,言葉にして相手に伝える大切さを教えてくれるお話です。 関係が近しくなるほど,「ありがとう・だいすき」を言葉にするのはなんだか気恥ずかしくて,言葉にして伝えていない方も多いのではないのでしょうか。
まさに,それは昔の私でした。長い反抗期だった私は,大人になっても父になかなか素直になれませんでした。「親は長生きするものだ。」と勝手に思い込んでいた私は,恥ずかしい気持ちとそのうち言えばいいという思いから伝えていませんでした。いつか可愛く「お父さんありがとう。だいすき!」と言おうと思っていましたが,その想いは叶うことなく,父は突然亡くなってしまいました。私は言葉にしなかったことを今でも後悔しています。
一緒に生きているこの時間を過ごせるのは永遠ではなく限りがあり,思いは言葉にしていかないと後悔することを身にしみて感じました。
このことから,普段から思いを言葉にする大切さに気づき、子どもたちにもその思いを伝えていきたいと思っています。
もし,このブログを読まれて,最近「ありがとう・だいすき」を伝えてない人はぜひ今日,伝えてみてくださいね。
(雲雀丘学園小学校 2年学級担任 S.Y)