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親孝行・やってみなはれ
2023年06月16日
親孝行の日
先日、ある方に「学園の親孝行の取り組みは素晴らしいですね。小さいうちから、それをしっかり伝えてくださって。親が自分で親に感謝しなさい！とは、よう言えないですからね。」と、お話いただき、この取り組みは、凄く意味のあることなのだと改めて気付かされました。
よく「幼稚園の子どもたちに、親孝行って難しくないですか？」と聞かれます。もちろん全員が、理解しているのか？と聞かれると定かではありません。ただ、みんなが今ここにいるのはご家族があってのこと、またどれだけみんなが愛されて、みんなのために、毎日のご飯の支度や掃除、洗濯、お仕事等々を頑張ってくれているのは、みんなが元気に健やかに育ってほしいと思っているからだよ。などと伝えています。親孝行の日に、家事を手伝うことで、大変さを感じ、次に手伝うのは来年ね(笑)。とか、手伝ったことで、楽しみを覚え、毎日手伝ってくれるようになったなど、反応は様々ではありますが、家族を「深く知り感謝する」ことに繋がっているのだと感じます。また、自分のありのまま丸ごと愛されていることをさらに感じ自己肯定感が高まればと感じます。
この日が、これからも親子で「親孝行」について考えるきっかけとなればと思います。
（雲雀丘学園幼稚園 園長 大冨 亜紀）