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親孝行・やってみなはれ
2023年09月29日
なんとよびますか?
童謡「サッちゃん」の作詞で知られる阪田寛夫さんの詩をあげてみました。楽しい詩です。生徒のみなさんは、おとうさん、おかあさんのことをおうちでどう呼んでいるのだろう?と疑問がわきました。
自分を振り返ると、小さい頃は「パパ」「ママ」と呼んでいました。そんなハイカラな土地、時代(50年以上前)でもないのにです。まわりは「おとうちゃん」「おかあちゃん」だったと思います。「パパ」「ママ」が流行りだした時だったのか、なぜだったのか、今となっては確かめようがありません。そして、いつのころからか、「パパ」「ママ」から「おとうさん」「おかあさん」、「おやじ」「とうさん」「父上様」などと自分の年齢によって、その場面の感情やお願い事によって変化していたような気がします。(どうでもいいことですが、お酒を飲んで知らない人を「ママ」と呼んだりしたことはあります。)
自分の子どもたちは、幼いころから「パパ」「ママ」とは呼んでいませんでした。あえて呼ばせていなかったのか不明ですが、多分そうだろうと思います。プリンセスプリンセスの『パパ』を聴くと泣けてきます。「パパ」も良かったと思います。最近は娘たちからはもっぱら「じぃじ」になりました。「じじぃ」にならないようご迷惑をかけないようにしています。みなさんも自分の想いで呼んでみてください。
(中高冊子『親孝行の日Vol.7』巻頭言から再構成しました)
(雲雀丘学園中学校・高等学校 校長 中井 啓之)