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親孝行・やってみなはれ
2023年12月08日
いつか神宮のマウンドへ
私は群馬県館林市という所で生まれました。
小学校・中学校までは負けず嫌い。本気でプロ野球選手を目指していました。
そして甲子園を目指した高校時代。投手である私は極度の緊張のためストライクが入らず最終学年の春・秋・夏の大会の大会すべて1回戦負け。主な原因は投手である私のせいでした。。。 30年以上経ちますが今でもボールが当たる金属音を聞くとあの当時の苦い思い出が蘇ります。そんな自分を両親とも何も言わず温かく見守ってくれました。この悔しい思いを大学で・・いつかは・・と
両親に希望を伝えた時もすべて受け入れてくれました。今思えば中学校しか出ていなかった両親。
2人の息子の大学費用を捻出するのは本当に大変だったと思います。いつか親孝行をと。。
その時は群馬の出張先のTVから私の姿を見て号泣していたと母から聞き少しは
親孝行できたのかなと。
これからはこういった自分の経験を雲雀丘学園の生徒たちに少しでも伝えていきたいと思います。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 事務長 松本 治)