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親孝行・やってみなはれ
2024年02月16日
オキシトシン的幸福
昨年度、息子が生まれ育児休暇をいただきました。育児には、おむつ交換をしたり、夜泣きしたときにあやしたり、ミルクをつくったりと多くのミッションがあります。これに加えて家事もあるので、精神的・体力的に負担が大きいものになります。これを普段からやってくれている妻に感謝できているのも、身をもって体験したからだと思います。育児は大変ですが、首がすわった!寝返りができた!立つことができた!など感動することも多くあり、今までの人生で出たことがないオキシトシンが日々分泌されています。これらの経験が土台となっているからこそ、やる気や目標達成の源になるドーパミン的幸福があるのだろうなとも思います。
ありきたりですが、自分が子育てをするようになって、「自分の親もこんなに大変なことをやってくれていたんだな」と思うようになりました。以降、親に対して感謝の気持ちを表すようにしています。しかし、親はわが子よりも孫にデレデレです。嬉しそうな両親の顔を見ると、これもまた親孝行なのかなと思っています。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 グローバル探究副部長 社会科 池田 悠紀)