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親孝行・やってみなはれ
2024年02月09日
感謝の気持ち
私は、3歳の頃から実は水泳を習っていました。
初めての方に水泳をしていたと言うと疑問をもたれるので、最近ではラグビーや柔道をしていたと話すことがあります(失笑)
中高大と進むにつれ、多種目を選択する機会や勧誘もありましたが、水泳を選択し、競技歴を重ねるうちに、競技結果を残す事がすべてだと考えるようになっていました。
高校では、全国大会へ出場。365日の部活動を経験し自分以上に練習している人はいないと自信をもって大学へ入学したのを覚えています。大学では、水泳ではもちろん、各種目においてオリンピック代表候補や代表で世界と戦う選手がいる中で過ごしてきました。高校までの自信は早々になくなり、初の寮生活。。。とても刺激的な4年間の生活をおくりました。戦績を残すことのみが親孝行と考えていた自分が、いつしか競技を集中してやれる環境においてくれていた親への感謝をもつようになりました。いつもあたりまえの食事や生活を送れていたことがあたりまえではないことに初めて気づき、親や自分に携わってくださった方々への感謝しかありません。
生徒達には、今ある環境があたりまえではないこと。健康で生活をおくることが最大の親孝行であり、常に感謝の気持ちを忘れないことを伝えていきたいと考えています。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 生徒副部長 体育科 矢野 浩章)