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親孝行・やってみなはれ
2024年09月24日
改めて考えて
私が、親元を離れて一人暮らしをし始めて30年近くになります。今年父親が長期に入院し,実家に帰っても母親1人で暮らしていると実家に帰る頻度が少し多くなりました。改めて「親孝行したいときには親はなし」という言葉が脳裏に浮かびました。父親の入院で疲れているときでも私が実家に会いに行くと笑顔で迎えてくれ本当にありがたく思い,改めて頑張って生きていこうという思いが強くなります。また,入院中の父親にはなかなか面会できませんでしたが,面会できたときには母親が待っている実家に帰るために立ち上がる練習を見ていると私もまだまだできることがあり,もっと自分のベストを尽くすべきだなとの思いも強まりました。私も55歳を過ぎ若いときのように体が動かなくなってきていますが,両親を見て,また両親と暮らしていた懐かしい時期を思い出し,頑張っていこうという思いが強くなり,また両親と暮らしていければと考えるようになりました。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 生徒部副部長 社会科 葛西 圭司)