ブックトークって、なんだ?
ブックトークって、知っていますか?
1929年に米国の公共図書館で、司書たちが子どもたちに本を読んでもらおうと考え生まれた、読書指導の方法のひとつです。日本にも1950年頃に紹介されたそうですが、当時はあまり広まらず・・・。この10年程で中学の国語の教科書などにもに取り上げられ、少しづつ知られるようになってきました。
やり方は色々です。例えば、1つのテーマを決めてそれにあった本を何冊か選び、集団に向けて順番に紹介していく。あるいは、自分が読んだ本がとても面白かったので、友だちにも読んでもらいたいと思い紹介する。
今回、中学1年の国語の授業で後者の方に挑戦したそうです。
ブックトークの目的は、とりあげた本を読んでみたいと思ってもらうこと。夏休みの間に本を選んで、シナリオをかき、発表の練習。しっかり準備をして皆の前でブックトークします。うまく話すことが出来たかな?自分の選んだ本に対するみんなの反応はどうだったかな?
「何かおもしろい本はないかなあ」「次は何を読もうかなあ」と思っている人には、よい読書案内になります。取り上げられた本のリストを貰ってみると、8割以上の本が図書室に所蔵していたのでコーナーを作りました。ブックトークを聞いて気になった本があったらチェックしてみてください。もちろんほかの学年の人達も。
何冊かピックアップして並べました。所蔵しているものにはリストにマークをつけています。青丸は単行本、赤丸は文庫本の棚に。