« 2015年05月 | メイン | 2015年07月 »

2015年06月30日

高まってきました

試験1週間前を切り、いよいよ「勉強しなければ」感が高まってきたようです。 居残って勉強する姿があちこちで見られました。

本校教員によるBTは試験前でも実施します。 別バラですから、おいしく頂いてください。 近視眼的にその場の利害で動かないでほしいものです。

同志社以外の高大連携講座は、ほぼ締め切りを迎えましたが、まだ欠員分の再募集もあります。 少しその気になれば、オープンキャンパスはどこの大学だってあるでしょう。 何かをつかむ夏にしてほしいと思っています。


29日配布
  • One-Day College保護者向け案内
  • 文化祭招待チケット申し込みについて
    (保護者の方は保護者証持参でOKです。)
30日配布
  • 学年通信7月号
  • 高等学校等就学支援金申請書類(茶封筒)

2015年06月29日

期末考査1週間前

DSCF2486.jpg

10日前に成績通知表を渡したばかりですが、本日より1学期期末考査1週間前になります。 楽しみにしていた修学旅行も終わり、ボチボチ文化祭の話しで各クラス盛り上がってるみたいです。 しかし、今こそ「切り替え」のとき!! しっかり頭の中をテストモードにしていきましょう。

写真はA組の後の黒板です。 試験の時間割を書いていました。 頑張りましょう!


今日も家庭基礎の授業で、赤ちゃんがやってきました。

2015年06月27日

静かに闘志を燃やす

DSCF2480.jpg DSCF2481.jpg DSCF2482.jpg DSCF2483.jpg
 今日朝礼時に試験時間割を発表しました。学級日誌には、「1週間疲れた。試験イヤ…。」「この土日に少しでも頑張らないと」後ろ向きなつぶやきも、前向きな決意も、どちらも同じ胸の裡にあるでしょう。
 放課後教室で勉強する姿はまばらですが、静かに自分と向き合う姿に「蒼い炎」のようなものを感じます。会議室前の勉強スペースにもちらほら。

2015年06月26日

完成はいつ?

DSCF2471.jpg DSCF2472.jpg DSCF2473.jpg DSCF2474.jpg
 また家庭基礎の授業にお邪魔しました。「浴衣」づくりの様子です。
「袖」らしきものを縫うようです。男子も女子もたくさんの見本の中から、
自分の気に入った柄を選んで注文し、作業に取りかかっているということです。
昔は、女性のたしなみ、そして嫁入り修業ともなっていたのでしょうか。
被服教室では、男子も普通に布を裁ち、生地を縫うのですね。
料理ができたり、お裁縫ができる、女子力の高い男子が増えていくと
面白いなあと思ったりしました。
DSCF2476.jpg DSCF2477.jpg
裏地ばかりでは、よく分からないので、どんな柄か、ちょっと拝見。
完成が楽しみです。みんなで浴衣を着て、記念撮影したいですね。


2015年06月24日

遠くを見据えて

DSCF2470.jpg

本日1限目のLHRでは、進路学習の一環として、業者冊子を活用し、進路適正テスト及び、資料請求ハガキを記入しました。文化祭関連の決め事もあったのですが、模擬試験も近づいており、そろそろ具体的な目標を決めねばなりません。「あこがれ」の大学ばかりでなく、地方まで視野に入れて幅広い可能性の中から、自分の志望にあった大学を探す、大切な作業です。面倒がるかと思いきや、各クラスとも、真剣に冊子に見入り、入試科目を確認しており、時間はあっという間に過ぎました。ご家庭でも「進路」に関して話す時間を持ち、保護者の皆様の経験も語ってあげてほしいと思います。

2015年06月19日

今週は長い

 標題は、ブログ執筆者の愚痴ではありません。
若いといえども、皆さんお疲れのようです。
5日間の旅は、日常から解放され、息抜きもできたかも知れませんが、
やはり、毎日違うところに行き、人と出会い、自然に触れるなど、
特別な体験が連続したわけですから、肉体的にも精神的にも
忙しかったと思います。
 そして、それをまた日常に引き戻す。なかなかしんどいことですね。
英単語大テストもありました。
 とはいえ、あと一日。
今日は、遅ればせながら、成績ファイルをお渡ししました。
週明けには、期末2週間前となります。
現実を見つめ、次へと行動を始めましょう。

2015年06月17日

動き出した…かな

DSCF2454.jpg DSCF2456.jpg DSCF2462.jpg DSCF2465.jpg
 写真は昨日の「赤ちゃん学校」(E組)の模様です。10人以上の赤ちゃんに戸惑いつつ、ほどよく遊んでもらい(?)、お母さん方のお話に耳を傾けていました。
 さて、本日のLHRは英単語大テストの後、修学旅行の感想をまとめました。修学旅行明けとあって、心配していましたが、行き帰りの機内でも、単語の勉強をしている姿をちらほら見かけました。きっとやるときはやってくれるのでしょう。結果を期待します。
 月曜からアカデミックサマー、サントリー研究者体験等の申し込みが始まっています。昨年は、全体に模様眺めの感がありましたが、今年はなかなか動きが早いようで、続々と職員室に用紙をもらいに来ています。
 年々充実していくアカサマ。希望が通るとは限りませんが、まず動くのが大切。他にもいろいろな夏の企画を案内しています。進路選択のきっかけを掴むような経験ができればと思います。

2015年06月16日

Changeover

楽しみにしていた「修学旅行」も無事に終わり、昨日から通常授業に戻りました。 アンケート結果を見ると、大多数の生徒が満足しているようで良かったです。

さぁ、学年の今年度のテーマは「Changeover」~切り替え~です。 みんなで行事を楽しんだ後は、一人で黙々と勉強を頑張りましょう。 明日の1限目には、英単語大テストがあります。 今こそ切り替えのとき!! 期待してます。


お知らせ

昨日、「健康診断個票」「平成27年度第2期分納付金について」を配布しております。 本日、「中間考査成績(点数確認用)」を配布しております。
ご確認下さい。

2015年06月12日

【修学旅行リポート】無事に到着しました

午後8時30分、大阪空港で全員解散しました。


これで「修学旅行リポート」を終わります。 ご覧いただき、ありがとうございました。

【修学旅行リポート】飛行機に乗りました

8クラスのうちA,B,C,G,H組は,午後6時ちょうど,新千歳空港から飛行機に搭乗しました。 午後8時10分ごろ大阪空港に到着予定です。

【修学旅行リポート】新千歳空港を出発

8クラスのうちD,E,F組は,16時10分,新千歳空港から飛行機に搭乗しました。 18時15分ごろ大阪空港に到着予定です。

【修学旅行リポート】家族のことをおもって

修学旅行最終日、小樽での自由行動です。 気温は21度、日差しも暖かく、上着を脱いで出かけて行きました。

目的は昼ごはんとおみやげ購入。 まずは、お目当ての店に入り腹ごしらえ。 海鮮丼に回転寿し。 充実のお昼ご飯だったようです。

お土産物屋さんをのぞいてみると、生徒がいっぱい。 家族へのおみやげは何にするか、自分へのおみやげは何にするか、相談していました。

【修学旅行リポート】おじいちゃん、ありがとう

「よく働いてくれて、助かった」

農家のおじいちゃんから、働きぶりをほめていただきました。 ナスのポール立て、まきの袋詰め、ビニールハウスの片付けなど。 農作業を通じて、たくさんのことを学びとったようです。

退村式では名残惜しく、何度も握手をしていました。

【修学旅行リポート】おみやげはポップコーン

農家の方に連れられて、集合場所に集まった生徒たち。 2日前により少したくましくなったような。

何したの?と尋ねると様々な答えが返ってきました。 ある班は、紙袋の中のポップコーンを見せてくれました。 私も朝から試食。 おいしかった。

【修学旅行リポート】ありがとうございました

お世話になったお父さん、お母さんとお別れです。 本当にありがとうございました。

2015年06月11日

【修学旅行リポート】ここでしかできないことを

「今,ここでしかできないことを,しっかりやる」

ファームステイでお世話になっている農家さんを訪れて感じたことです。 お手伝いする農作業も,時期や天候に大きく左右されます。 今,このときでないとできないこともあります。 また,この北海道の地でしか気づかないこと,体験できないことも多くあるように感じました。 広大な畑や水田,関西では見ることができないほど多くの星,作業をしながら聞く農家の方の話。 生徒たちの表情を見ていると,学校では教えられないことをたくさん教えてもらっているように思います。

修学旅行1日目,北海道大学に通う卒業生が我々を訪ねてきてくれました。 今さらですが「なぜ北海道大学を志望したの?」と尋ねると,「修学旅行のファームステイで農業に興味をもち,ずっとお世話になったファームの方と連絡をとっていたんです」と教えてくれました。 ファームステイでの経験が,進路を大きく決める。 生徒たちの感受性の豊かさと農家の方々の優しさに感動しました。

生徒たちの表情を見て,私自身も「この学校でしか,この教室でしか,この先生でしかできない授業」を目指したいと思いました。(寿)

【修学旅行リポート】5段階で8だ!

「学校の成績はわかんないけど、ここでは5段階評価で8だ!」

ファームの方に太鼓判を押していただくほど、よく働いたそうです。 ビニールハウスの中で栽培しているトルコキキョウの上にネットを張る作業の手伝いをしたそうです。

「1日かかる作業が半日で終わった」

夕陽に照らされた顔が輝いていました。

【修学旅行リポート】大工仕事みたい

トウキビの植え付けのための「スジ引き」という道具を作っています。 農作業というより大工仕事?

【修学旅行リポート】こちらも解体作業中

こちらの男子生徒がお世話になっているファームでも、ビニールハウスの解体を手伝いました。 かなりの重作業のようです。

【修学旅行リポート】おやつは3回

畑の中でビニールハウスの解体の手伝いをしていました。 トラクターを使って、土の中に打ち込んであるパイプを抜き、それを回収。 花柄の「うでぬき」をつけ、楽しくお話をしながら頑張っていました。

「おやつは3回食べました」

楽しく過ごしているようです。

【修学旅行リポート】家族に乾杯?

ファームのおじいちゃんにたくさんお話をしてもらいました。 亡くなったおばあちゃんのことや、最後まで努力することの大切さを体験を交えてお話くださいました。 生徒たちは目に涙を浮かべて聞き入っていました。

ビニールハウスで栽培中のメロンを見せていただきました。 外より少し暖かいハウスの中には交配のためのハチが飛び、メロンの花が咲いていました。 一つ一つ丹精込めて、こだわり抜いて。 学校では学べないことばかりでした。

【修学旅行リポート】トラクターの前で

訪ねたとき、大きなトラクターの前に板を敷き、その上に腰掛けて休憩中。 ズッキーニの畑で作業をしたり、イネの苗箱をトラックに積み込んだり。 泥のついた長ぐつがとても似合っていました。

【修学旅行リポート】おそろいの作業着に着替えて

おそろいの作業着で、 トマトの世話をしています。

【修学旅行リポート】教員も一緒に

トウキビの畑の間の草を鍬を使ってとっています。 教頭先生も参加しています。

【修学旅行リポート】空はこんなに青かったっけ?

訪ねたとき、畑の真ん中で地元新聞社から取材を受けていました。 明日の朝刊で紹介されるそうです。 青空のもと、爽やかな風が吹かれながら、笑顔で走ってきてくれました。

午前中はビニールハウスの中で、トルコキキョウの苗を植えたそうです。 午後からは草刈りのお手伝いだそうです。 ファームの方には「120%頑張っています」と、声をかけていただきました。

午後からどんどん青空が広がってきました「空はこんなに青かったっけ?」 引率のK先生が車の中でつぶやきました。

【修学旅行リポート】記念に一枚

ビニールハウスの片付けを手伝いました。 記念にお母さんと一枚。 いい笑顔です。

【修学旅行リポート】ご飯のあとに

訪ねた時はちょうどお昼ご飯の後でした。 食後に楽しくおしゃべり。 北海道での生活のこと、農作業のことなど、いろいろ教えてもらいました。

【修学旅行リポート】午後からはハーブティー

訪ねた時はちょうどお昼寝中でした。 午後からはハーブの葉を摘み、ハーブティーをつくるそうです。

【修学旅行リポート】犬の散歩

ファームの犬を散歩していました。 これも大事な「お仕事」です。 犬がバテるほど散歩をしました。

【修学旅行リポート】星空観察はファームステイで

女子3人がお世話になっているファームを訪ねました。 お宅のまわりは玉ねぎ畑と小麦畑。 広い玉ねぎ畑をバックに写真を撮りました。

外で農家の方と話をしていたら、雲の合間から青空が。 今晩は素晴らしい星空が期待できそうです。 2日目に中止した星空観察ができそうです。

【修学旅行リポート】持ってきた麦わら帽子

小麦畑の横で散歩している男子生徒に出会いました。 朝からトマトの芽引き作業をして、休憩を兼ねて爽やかな風に吹かれてトボトボと散歩をしていました。

畑をバックに写真を撮ろうとすると、1人の生徒が持ってきた麦わら帽子をかぶり、ポーズを決めました。 ファームステイを楽しみにして、準備していたようです。

引率の教員も、風に吹かれて散歩しました。

【修学旅行リポート】お庭で鬼ごっこ

女子4人がお世話になっているファームを訪れました。 昨晩は、ご家庭の子供たちと、庭で鬼ごっこをしたそうです。 庭が広い北海道の家庭ならではの遊びです。

草刈りから戻り、部屋の中で、4歳の女の子と1歳の男の子と遊んでいました。

【修学旅行リポート】作業着に着替えて

女子4人がお世話になっているファームを訪れました。 玄関先では犬がお出迎え。

カラフルな作業着に着替え、靴に袋をかぶせて、畑に向かう準備をしていました。 昨晩は近くにある温泉に行ったとうれしそうに話してくれました。

【修学旅行リポート】マジメに黙々と

男子4人がお世話になっているファームを訪れました。 ビニールハウスの片付け作業中でした。 途中、カエルを発見。 手のひらにのせて、しばらく観察していました。

「マジメにやってるよ」。 ファーム先のおじさんにほめられました。

【修学旅行リポート】天気予報は「はれ」

修学旅行4日目は終日ファームステイです。 朝の天気予報は,「曇りのち晴れ」,予想気温は20度前後。 午後からは太陽がのぞきそうです。

2015年06月10日

【修学旅行リポート】はじめまして

3泊目からはファームステイです。 各地区に分かれて入村式を行いました。

バスから降りてお世話になる農家の方と対面。 代表の生徒があいさつをしてファームステイの開始です。

【修学旅行リポート】目当ての動物は?

午後は旭山動物園で自由行動です。 ライオンやチーター、キリンにカバ。 童心に戻って、はしゃいでいました。 午後から雨はやみ、なんとか予定通り自由行動をすることができました。

集合時間前の売店では家族へのおみやげ買う生徒の姿が。 バスの中では、ガイドさんから旭山動物園の失敗エピソードを聞きました。 大成功の動物園の裏にはたくさんの失敗があるなんて、はじめて知りました。

3時30分、地区別にファームステイ先に向かいました。

【修学旅行リポート】美瑛の丘で思い出づくり

美瑛の丘の撮影スポットでクラス写真を撮りました。 美しい山並みは残念ながら見ることができませんでしたが、北海道の大自然のなかで、よい思い出ができました。

バスの車窓から美瑛の丘の風景を楽しみながら、旭川へと移動します。

【修学旅行リポート】メロンのバルーンがお出迎え

ホテルからバスで1時間半。 富良野のファーム富田に到着しました。 駐車場からは大きなメロンのバルーンが目に飛び込んできました。

降り続いていた雨は上がり、曇り空の下ですが、美しい花を見ることができました。

花の美しさだけでなく、おいしいアイスクリームも目的の一つ。 さっそく売店の前には列ができていました。

【修学旅行リポート】空が明るくなってきた気がする

2泊したホテルを午前8時40分に出発しました。 滞在中一度も、青空を見ることはありませんでした。 もちろん星空も。 しかし、出発時少しだけ雲の切れ間から青空がのぞいていました。

3日目は旭川方面に出かけ、夕方からはいよいよファームステイです。

2015年06月09日

【修学旅行リポート】アイヌの踊りで気持ちを伝える

感響プログラムの「森の民アイヌに倣う」に参加しました。 北海道にアイヌ民族がいるということは誰でも知っていますが、アイヌの実態について理解をしている人は非常に少ないのではないでしょうか。 本プログラムは、そのような人にぴったりの内容でした。

まず、ガイドさんに連れられて、山を探検しました。 アイヌは自然を、人間に多くの恵みをもたらし、人間にはかなわない強大な力を持つ「神」として崇めてきました。 山に入る時に、両手の掌を上に上げて祈りを唱えてから入るように教えてもらいました。 これは「自然を冒すようなことはしない」と神様に伝える意味があるそうです。

アイヌの方の自然に対する知識には驚かされるばかりでした。 傷ができたときにこの葉っぱを貼っておけば1日で治る、胃が痛い時にはこの木の皮を舐める、など私たちには想像もつかない知識が豊富です。

なかでも一番印象的だったのは、家です。 笹で作った家の中で白樺の木を燃やし、煙で満たします。 笹の屋根に獣肉を置けば燻製肉が出来上がります。 この肉は、その家の人間で全て食べることはせず、後から山に登ってくる人の食糧として少し置いておくそうです。 常に他との共生を考えながらアイヌ民族が生きてきたことがわかりました。 イタドリの笛を吹き、草笛で雌鹿の声を出しながら歩くのは楽しかったです。 悠久の大自然の恵みと奥深さを実感しました。

続いてアイヌの文化について学びました。 公民館の庭で、アイヌ式輪投げと弓で遊んだ後は、アイヌ料理を頂きました。 ハーブティーと「ルル」と呼ばれるお吸い物です。 野草と鮭が入ったこの汁は味付けは塩のみですが、非常に美味しかったです。

その後はアイヌの伝統的な弦楽器「トンコリ」の演奏を聞き、最後はみんなで歌って踊りました。 アイヌは文字を持たないため、口伝と踊りで意思疎通を図っていたそうです。 普段、踊りながら気持ちを伝えることがないので、最初は少し恥ずかしかったですが、だんだん楽しくなっていきました。

このプログラムではアイヌについてとてもたくさんのことを知ることが出来ました。 アイヌ文化は、日本人が忘れつつある「自然や他者との調和」を思い出させてくれました。

【修学旅行リポート】ヒグマと人間の共生

4つの感響プログラムのうち、「ヒグマの森づくり」に参加しました。 とは言っても、実際にヒグマの姿を観察したわけではありません。 ヒグマの住む山を歩きながら、ヒグマの生態を学ぼうというプログラムです。

参加メンバーを3班に分け、班ごとにガイドさんに解説していただきながら、山をゆっくりと進んで行きます。 木々のざわめき、鳥たちのささやきが澄んだ空気に美しく溶け込んでいます。 道は、緑の絨毯のごとく、大きなフキがたくさん生えていました。 ヒグマはフキの茎を食べます。 試しに茎をかじってみると苦かったですが、フキのよい香りもしました。

ヒグマは肉食のイメージがありますが、食べるもののほとんどは植物であることに驚きました。 主に食べるものはさきほどのフキや、ヤマブドウ、クルミなどで、たまにアリやエゾシカも食べるそうです。 食べた物によって、糞の形が異なることが面白かったです。 木に設置された隠しカメラには、ヒグマが木に背中を擦り付けて楽しそうにしているところや、エゾシカがつぶらな瞳でカメラを覗いているところが写っていました。 これらの映像は野生動物の生態研究に使われるそうです。

山を降りた後は、公民館でガイドの方のお話を聞きながら、珍しい食べ物を食べました。 それは何と熊の肉! 北海道民でもなかなか熊の肉を食べる機会はないそうなので、とても貴重な体験になったと思います。 おそるおそる食べて見たものの、見た目も味も普通の肉と変わらず、とても美味しかったです。

最近ヒグマによる農作物の被害が問題になっているそうです。 こうした被害を防ぐために、ヒグマをどんどん殺処分しようという考えもあるそうです。 しかし、人間が山に捨てたジュースの空き缶、お菓子のゴミなどを食べてしまい、人間の食べ物に興味をもつようになって農作物に被害が出ている側面もあるようです。 ヒグマを害獣にしているのは、我々人間かもしれません。 ヒグマと人間の共生のために何をすべきか考えさせられたプログラムでした。

【修学旅行リポート】「いただきます」の意味

「感響プログラム」として「森の声を聞く」「森の民アイヌに倣う」「ヒグマの森づくり」「エゾシカの保護管理」の4つのテーマに分かれて体験に出かけました。 そのうち「エゾシカの保護管理」に同行しました。

簡単な説明のあと,まず向かったのは食肉加工場「ジビエ工房『森の恵み』」です。 ここは近隣で駆除されたエゾシカを年に300頭以上,食肉として解体,加工している施設です。 ここでは,解体中のエゾシカを見学。

ハンターの方の説明を聞き,なぜエゾシカを駆除しなくてはいけないか,どのように駆除するのか,そしてなぜ野生動物の食用肉「ジビエ」として加工するのかなどを知りました。 それぞれの行いに,村の人々やハンターの方々の一貫した考え方があり,自然と真正面に向き合う真摯な姿勢に感動しました。

続いて,エゾシカの被害を受けている畑に設置されている「電気柵」を訪れました。 そこで実際に柵を触って「体験」(電圧は低く設定しています)。 さらに,大勢で手をつないで「電気柵で実験」も。 他には野生動物を捕獲する罠なども見学しました。

最後に,およそ10年前に廃校になった小学校の体育館で,エゾシカの肉を使った味噌汁を試食しました。 豚汁などとは異なり,野生動物のため脂肪分が少ない肉でしたが,おいしくいただき,全員「完食」。 食べ終わったあと,ハンターの方から「いつも『いただきます』と言ってから食事をしていると思うけど,ここでその意味がわかったのでは」と。

「人間は食べないと生きていけない。他の命をいただかないと生きていくことができない」

当たり前のことを,あらためて考えさせられる経験となりました。

【修学旅行リポート】お昼は牛丼

お昼ゴハンは牛丼です。 午前中のラフティング、感響プログラムからホテルに戻り、お腹もすいた様子。 さっそくレストランに移動して、お昼ゴハン。

外はだんだん雨が降ってきました。

【修学旅行リポート】チカラを合わせて

気温14度、天気はなんとか曇り。 ラフティングを楽しみました。

コースは全長およそ6.5キロメール。 6〜8人がゴムボートに乗り込み、インストラクターの指示に従い、流れを下って行きます。 緩やかな流れではチカラを合わせてこぎ、急な流れでは大きく揺れるボートにつかまり、大きな歓声が。 川のほとりでは鹿が出迎えてくれました。

大満足のラフティングでした。

【修学旅行リポート】小雨の中、ラフティングに出発

小雨の中、ラフティングに出かけます。

ドライスーツに着替え、バスの中は「地球防衛軍」。 何と戦うのかわかりませんが、雰囲気はどんどん盛り上がっています。

【修学旅行リポート】雲の中、2日目スタート

朝6時、窓の外は霧の中。 雲海も「雲の中」で、見ることができなかったそうです。 気温は12度。 雨は降っていませんが、風が強く、外に出ると寒く感じます。

今日は4クラスずつに分かれて「ラフティング」と「感響プログラム」。 北海道の大自然と自然環境の大切さを感じる1日になりそうです。

2015年06月08日

【修学旅行リポート】楽しい旅のために

IMG_1463.jpg

1日目最後は「室長会議」です。 修学旅行でおなじみの「会議」ですが,これも修学旅行をより楽しくするためのもの。 明日の日程の変更点や注意点を話しました。

今まで大きく体調を崩す生徒もなく,スケジュール通り順調に進んでいます。 一番心配なのは明日の天候。 知る人ぞ知る「あめおとこ」が引率しているため,どうしても雨の心配が。 明日のアクティビティー,晴れてほしいところですが予報は雨,予想最高気温は15度。 やっぱり。

【修学旅行リポート】明日のアクティビティーに備えて

IMG_1459.jpg

夕食はビュッフェ形式でいただきました。 お昼は札幌市内でたくさん食べたはずですが,何度も往復していました。

夕食後は明日のアクティビティーの説明会。 アクティビティーは「ラフティング」(川下り)と「感響プログラム」を行います。 そのうち「感響プログラム」はさらに4つのプログラムに分かれており,「森の声を聞く」「ヒグマの森づくり」「森の民アイヌに倣う」「エゾシカの保護」から1つ選びます。

プログラムごとに分かれて説明を受け,明日のアクティビティーに備えます。

【修学旅行リポート】森の中のホテルに到着

IMG_1458.jpg

午後5時30分、ほぼ予定通りホテルに到着しました。 バスから降りると、肌寒く感じました。

到着するとすぐレストランで夕食です。 このレストランは森の中にあり、三方ガラス張りで、森の中で食事をしているような感覚を味わえます。

およそ1時間、ゆっくりと夕食を楽しみます。

【修学旅行リポート】サッポロでお昼ごはん

IMG_1454.jpg

1日目のお昼ごはんは札幌市内で班ごとに自由にとりました。 バスガイドさんの「グルメ情報」を参考に、ラーメン、海鮮丼、ジンギスカン、そしてデザートまで。 わずかな時間でしたが満喫したようでした。

午後3時、札幌駅に集まりホテルにバスで向かいます。

【修学旅行リポート】新千歳空港に到着

image.jpg

午前10時25分、新千歳空港に着きました。 これからバスで札幌市内に移動します。 天候は曇り。 気温は17度です。

【修学旅行リポート】北の大地へ向け、出発

午前8時30分、飛行機に乗りこみ、北海道へ向け出発。


本ブログでは、修学旅行の様子を現地よりリポートします。 定期的にご覧ください。

2015年06月06日

さあ北海道

 雨が上がり、実に爽やかな青空が広がっています。今日は、修学旅行直前の環境講座として、WILDLIFE HOKKAIDOの細谷誠氏にお越し頂き、「感響プログラム」事前学習を行いました。クラス替え、体育大会、中間考査とバタバタした動きも一段落、ようやく落ち着いて、修学旅行の内容(どこへ行くのか、何をするのか)について、考えることができたのではないかと思います。自然の営み、人間の暮らし、生命の連環…、修学旅行における、全ての体験がつながっているという、細谷氏のお話に静かに聞き入っていたように思います。
DSCF2449.jpg DSCF2445.jpg DSCF2446.jpg DSCF2448.jpg
 質疑応答でのやりとり。「野生の動物を見つけるこつはありますか?」「対象を探して、目を凝らすのではなく、漠然と全体を眺める感じ。」
 細谷氏も仰っていましたが、「一点にとらわれず、広い視野で心静かに見渡してこそ、見えてくるものがある」、これは人生のいろんな場面で言えることかも知れません。非常に示唆的だなと思いました。
 さて、59期生諸君は、北海道で何に出会うのか、何を見つけるのか。事故のない安全な旅であることはもとより、実り多き豊かな旅となることを願います。

2015年06月02日

赤ちゃんが来た

DSCF2435.jpg DSCF2437.jpg DSCF2438.jpg DSCF2439.jpg
家庭基礎の授業の様子です。
保育分野の「赤ちゃん学校へ行こう」と題した実習で、
0~3歳児の赤ちゃんとそのお母さんに学校に来て頂いて、
一緒に遊んだり(遊んでもらったり)、お母さんにお話を伺うというものです。
こわごわと抱っこをさせてもらったり、会話にならないコミュニケーションをしたり、
みんないつもより表情が柔らかかった気がします。
貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございます。
DSCF2441.jpg DSCF2442.jpg
そして、お礼の意味を込めて、赤ちゃんたちにちょっとしたショーをご披露。
テスト後の短い時間で、よく準備できたと思います。
未来のイクメンが、ちょっと照れながら演じていました。

2015年06月01日

北海道近づく

DSCF2434.jpg
週が明けても、もちろんテスト返却は続いています。
心がポキッとなっていないか心配ですが、今回は、何があろうとも、
「来週は北海道」ということで、立ち直りが早いような気がします。
(もちょっと、ショックを受けてくれても…という場合もあるのですが)
これも、ある意味たくましいとは言えますが、年度最初、
文理に分かれて最初のテストですから、受けとめるべき「現実」は、
まっすぐ受けとめて、次につなげてほしいものです。

終礼時に「しおり」を配布しました。お待たせしましたね。
「えぇ、こんなちゃんとしたしおりなん?」「ザラ半紙じゃない。」
と結構好評だったと思います。一心に見入っていました。
コンパクトサイズなので、持ち歩きには良いのですが、
個人的には、字の小ささがちょっと難。
ま、仕方ないですね。もう若くないので。


保護者の皆様へ

先日の学年懇談会、茶話会への多数のご来場、ご出席ありがとうございました。
7月には各コースの懇親会も予定されております。