文化祭で展示した、尿素の結晶

文化祭当日は湿度が高く、うまく結晶が育ちませんでした。

そのため、展示としては「尿素の森」ではなく、「尿素のコケ」と苦し紛れの表記になっていました。

こちらが溶液をセットして1日目。

2日目。芯の部分までようやく溶液が浸透してきました。結晶はまだ出来ていません。

3日目。わずかながら芯の先端に結晶が出てきました。これが文化祭３日前。文化祭に間に合うのかな、と焦りが出てきた頃です。

4日目。各芯に急激に結晶が出来はじめました。

ここまではとても順調でした。

ただ、文化祭は大雨警報連発で、部屋の湿度が上がり、結晶がほとんど消えてしまいました。

セットしてから11日目。

天候や湿度も安定してきて、急速に結晶が育ちました。当初の目的を達成できましたが、文化祭当日に、この状態をお見せできなかったのが残念です。

尿素は多量に水に溶けるので、結晶を洗濯のりで固定することにより、このような綺麗な結晶構造を見ることが出来ます。

是非皆さんも試してみてください。（詳しい作り方は科学部員までお問い合わせください）