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中学女子テニス部 近畿私立中学校テニス選手権大会女子団体第5位!!

2018/10/09

女子硬式テニス

10月7日(日)、大阪の鶴見緑地テニスコートにおいて、第7回近畿私立中学校テニス選手権大会が行われました。この大会は第5回全国私立中学校テニス選手権大会の予選も兼ねていある大会です。6府県の予選を勝ち抜いた12校が全国大会(出場枠は5)を目指してしのぎを削りました。試合の形式はS1D2ですが、ダブルスの出し方は高体連ルールと同じで、強い選手をD2に出すことができなくなっています。

雲雀丘学園は兵庫県1位で出場しましたが、ビッグポイントを持っている選手がいないためノーシードとなり、1回戦からの出場になりました。1回戦は、京都の立命館宇治中でした。D1は自分達でミスをして終始流れの悪い試合でしたが、スコア的には余裕をもって勝利し、シングルスも途中でミスをしながらも6-3で勝ち、団体戦の勝ちが決まりました。D2は、地に足がついていない試合運びとなり、相手に負ける前に自分自身に負けしまいました。2回戦は滋賀の立命館守山中でした。この学校には、関西でも上位の選手が1名います。D1は完勝、シングルスは完敗でしたが、出場した選手は自分のできることを精一杯やっていたのでうれしかったです。D2は、1回戦と同様に自分達が敵になり、自信を持って自分達の実力を発揮することができませんでしたが、自力の差で6-2の勝利となりました。準決勝は大阪の浪速中でした。全日本ジュニアの上位選手が2名おり、その他の選手も力のある強豪校です。D1は完敗し、シングルスも粘りましたが3-6となり、D2の結果を待たずしての敗退が決まりました。シングルスについては攻め急がず、また、1球1球きちんと打ち分ければもう少し戦えるようになると感じました。

準決勝で負けたチームは順位戦にまわり、3位を目指すトーナメントになります。同志社中と同志社国際中が戦って同志社国際中が勝利し、雲雀丘学園の相手は京都の同志社国際に決まりました。この学校には強いジュニアの選手が3名おり、そのうちの2名は全国中学ダブルスベスト8です。D1は気持ちでは負けずに戦いましたが1-6で敗退、シングルスは完勝、勝負の行方は予想したとおりD2にかかることになりました。試合展開は予想以上にすばらしく、5-2までいきマッチポイントが何回もありましたが、あと1ポイントというプレッシャーにつぶされて単調なショットでミスを重ね、タイブレークに持ち込まれ、最後も自分達のミスでポイントを失い、6-7で敗退しました。追い込まれたときでも自分自身のプレーに自信を持てるような練習が、日ごろできていないのが原因だと思います。この敗退でそのことに気づいてくれたら、次のつながる意味のある負けになると思います。5位戦は奈良学園中でした。年に何回も対戦する全国大会常連校です。D1が6-0、シングルスが6-1,D2も粘って4-5まで追いついての打ち切りとなり、全国大会の最後の切符を手にすることができました。これで第1回大会からの全国大会出場は途切れることなくつながりました。

12月26日~28日まで兵庫県の神戸総合運動公園で行われる全国私立中学校テニス選手権大会まで2ヶ月半。今回の大会で多くの課題が露わになりましたが、課題があるということはまだ伸びしろがあるレベルアップができるということなので、各自が自分の課題を具体的に理解し、それを克服するために具体的に本番を意識した練習をして欲しいです。試合の借りは試合で返したいです。1日中、応援して下さった保護者の皆様、ありがとうございました。

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