11月3日(土)第42回総合文化祭将棋部門県大会予選個人戦が御影の平生記念セミナーハウスにて開催されました。

本校からは男子３名、女子１名が参加しましたが、全国出場はなりませんでした。200名近くが対局し、全国に行けるのは１名のみ。非常に激戦です。しかし本部員の中でも新部長は３連勝と勝ち進み（勝つほど強い相手とあたります）７名しか進出できない決勝リーグにあと１勝まで迫りました。結局敗れはしましたが、大善戦といって良いでしょう。特に３戦目の向かい飛車となった対局は白熱し、壮絶なさし合いでした。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

今日は詰め将棋、ではなく、次の一手を考えていただきたいと思います。あなたなら次、何を指しますか。手前が先手番です。

この場合、私は６五歩を突きます。４五歩も悪くはありませんが、飛車を動きやすい場所に避けられてしまいます。しかも桂馬の跳ねる場所がなくなるのも少し違和感を感じます。６五歩であれば角道が空き、相手の飛車は取れるでしょう（飛車を逃がすと２二角はタダになります）一つ心配は飛車角交換後に２六角と打たれる場合です。しかし、穴熊が堅いため致命傷にはなりません。

６五桂も悪くありませんが、相手の飛車を取った後の方が効率的だと思います（同歩なら手数がかかりますが）あとは８六角も何かを狙っているような渋い一手です。５六金も囲いから離れ戻れなくなる違和感ある一手ですが、かなり攻撃的で面白い一手かと思います。

あなたなら次、何を指しますか。