本日、食堂にて第４３回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権兵庫県大会が行われました。

この大会は、今月２日の団体戦に続いて、７月２３日・２４日に東京で行われる全国大会に出場する男女各２名を選抜する大会でした。

雲雀丘学園からは、高２が２名（七段、１級申請）、高１が１名（二段申請）、中３が１名（１０級申請）、中２が１名（７級申請）の５名出場しました。

高２の１名が代表選抜戦、高２の別の１名と高１がA級戦（代表選抜戦に出場する棋力はないが、初段前後の棋力がある人）に出場しました。A級戦は全国大会には繋がっていませんが、優勝すると賞状と盾がもらえます。

中学生の２名は段級位認定戦に出場しました。

A級戦に出場した２名は惜しくも初戦で敗れましたが、

代表選抜戦に出場した本校の部員は過去の結果から第３シードとなりました。

代表選抜戦は、七段前後の生徒が中心に出場する非常にハイレベルなものです。

１回戦：対　灘高校の生徒　中押し勝ちで勝ち

準決勝：対　灘高校の生徒　中押し勝ちで勝ち　

この灘高校の相手には過去に勝ったり負けたりでしたが、見事に勝利。２位以上が確定し、この時点で全国大会出場を決めました。

決勝：対　西脇高校の生徒　半目勝　優勝　兵庫県第一位　全国大会出場決定

決勝戦は持ち時間を全て使い切り、１手１０秒以内に打たないといけない状況となり、大接戦でしたが結果は半目勝ちで見事優勝。兵庫県第一位となる快挙を果たしました。

この部員は７月２３日（水）・２４日（木）に東京・日本棋院で行われる全国大会に出場が決まりました。

２日に行われた団体戦での全国出場も決めていますので、団体戦に続いてそのまま個人戦に出場することになりますが、全国の舞台で経験を積んで欲しいと思います。

段級位認定戦では、中３の部員が２勝２敗で１０級、中２の部員が３勝１敗で６級を認定されました。大会に出る度に認定を受け、日々の努力の成果が出ていると思います。

次は、６月３０日（日）に宝塚ホテルで行われる「G20サミット開催記念　WORLD　GO　FESTIVAL」に行ってきます。

これは日本を代表するトッププロの対局等をみることができるものです。囲碁部員７名全員で行く予定です。