部活動
科学部 プラナリア切断実験20190911
2019/09/11
科学
身体をいくつかに刻んでも、それぞれが新しい個体として再生することが広く知られている、プラナリア。
科学部ではその生態に注目し、採集・飼育実験を繰り返してきました。
いくつかの場所で採集が出来ましたが、長期安定飼育と切断実験はこれまで実現出来ておりませんでした。
これまでの経験を活かし、ようやく安定した飼育が出来てきましたので、本日ついに切断実験を行いました。
切断前のプラナリア。
切断にあたっては、比較的大型で元気で絶食を行っているものを選びました。ある程度大きさがあるので肉眼で切断します。
切れ味の鋭い、医療用のメスを使用して一気に切断します。
プラナリアには申し訳ないことをしますが、これも実験のためです。
ふたつに切断されても、二つの断片はすいすい泳いでいます。
文献によれば7~10日で目が再生してくるはず、です。
資料集に掲載されているように、きちんと再生してくるのか、どのような再生過程をたどるのか。
今後の経過報告に乞うご期待です。