部活動
放送部【アナウンス練習課題②】
2020/03/18
放送部の皆さん、こんにちは。
「読むなら明るいニュースがいいな」と思って探しています。
休館していた施設が、対策を講じた上で営業を再開するというニュースは明るい気持ちになりますね。昨日再開した兵庫県立美術館のゴッホ展は3月29日までの予定です。
放送部の皆さんは常にアンテナを張り、ニュースをキャッチするようにしてください。
では本日の練習課題、NHK神戸放送局のニュースからです。最後の「17日から再開した主な公共施設」まで含めて3分といったところでしょうか。綺麗に読むのではなく、内容をしっかり「伝える」ことを意識してください。
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【アナウンス練習課題②】
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で臨時休館していた兵庫県立美術館が、感染防止の対策を取ったうえで、17日、およそ2週間ぶりに展示を再開しました。
神戸市中央区にある兵庫県立美術館は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月4日から臨時休館していましたが、国の専門家会議で発熱などの症状がない人が美術鑑賞を行うことは感染のリスクが低いとする見解が出たことから展示を再開しました。
館内ではゴッホの作品を集めた特別展が開かれていて、係員が、入り口に設置したサーモグラフィーの画面を見て、来場者に発熱の症状がないか確認していました。
また、一度に多くの人が入って混雑することがないよう誘導していました。
このほか、手すりや休憩のためのソファーといった来場者が触れる場所を頻繁に消毒するなど対策を取っていました。
孫と一緒に訪れた西宮市の70代の女性は、「孫は学校の授業で来るはずでしたが、臨時休校になったので連れてきました。ゴッホの作品を見たかったので再開されてよかったです」と話していました。
兵庫県立美術館の古巻和芳営業・広報課長は「『作品を見たい』という声も多く、対策を取ったうえで再開することになりました。来場する方もマスクをつけるなどできるかぎりの対応を取ってもらいたい」と話していました。
兵庫県立美術館によりますと、17日午後5時現在の入場者数はおよそ4600人で、臨時休館をする前に比べて1割ほど少ないということです。
兵庫県立や神戸市立で17日から再開した主な公共施設です。
県立の施設では、▼神戸市の兵庫県立美術館▼横尾忠則現代美術館▼丹波篠山市の兵庫陶芸美術館▼豊岡市のコウノトリの郷公園▼三田市の人と自然の博物館▼姫路市の歴史博物館▼播磨町の考古博物館となっています。
神戸市立では、▼市内に11あるすべての市立図書館▼市立博物館▼小磯記念美術館▼神戸ファッション美術館となっています。
いずれの施設でも、アルコール消毒やマスクの着用など感染予防が呼びかけられているほか、人が密集するようなイベントは行わないとしています。