宝塚市中体連夏季大会(女子テニス)が雲雀丘学園テニスコートで行われた。26日は団体戦とダブルス、27日はシングルスが行われた。春季大会は大会直前に緊急事態宣言が発出されたため中止となってしまったので、中3にとっては最初で最後の中体連であった。優勝する者もいれば初戦で敗退する者もいたが、全員がそれぞれレベルアップしていることを実感することができたのはよかった。また雲雀丘学園同士の試合で負けた後泣いている選手もいた。真剣勝負をしているからこその涙なので嬉しかった。その涙をみて昔のことを思い出した。

山手台中学校にU15全国選抜(中牟田杯)ベスト8の選手がいた。その選手は宝塚市中体連では当然優勝したが、決勝でその選手に負けた本校の選手は泣いていた。客観的にいうと勝てるはずはないと思うのだが、負けた本校の選手は相手が誰であっても負けたことが悔しかったのだと思う。その悔し涙を流した選手は高校でも活躍し、雲雀丘学園高校テニス部を初の県３位に導いてくれた。悔しいという気持ちを持っている間はまだレベルアップの可能性があるということである。

勝っても反省があり、負けても収穫があったと思うので、全員が次の大会で健闘することを期待したい。

＜団体＞

雲雀丘学園　５－０　小林聖心

雲雀丘学園　３－０　中山五月台

＜ダブルス＞

優　勝　S.O.(３年)・S.O.(２年)組　　　準優勝　H.N.(3年)・R.M.(3年)組　

第３位　Y.H.(３年)・T.U.(3年)組

＜シングルス＞

優　勝　H.N.(３年)　　　準優勝　S.O.(２年)　　　第３位　S.O.(３年)、Y.H.(３年)