７月6日・7日に開催された、宝塚市夏季大会に出場しました。３年生にとっては、これが最後の大会です。２日間にわたり、合計４試合を戦いました。

この日の前日まで期末考査を受けていたこともあり、満足に練習時間こそとれていませんでしたが、持てる力を出し切って戦いきることを目指して試合に臨みました。初日の２試合はvs.光ガ丘中学校とvs.宝塚第一中学校。どちらも対戦経験のある相手です。

気合いを入れてそれぞれの試合に臨みましたが、相手もこれが最後の試合であることは同じで、なかなか思うように試合を運べません。一時優位に立つシーンや劣勢から盛り返すシーンもありましたが、どのセットも最終的には落としてしまい、初日に勝利することはできませんでした。

気持ちを切り替えて臨んだ２日目、この日の試合はvs.南ひばりガ丘中学校とvs.安倉中学校。どちらも格上の相手です。早い試合展開、高い攻撃力、堅実な守備の前に力が届かず、終始劣勢で試合が進みます。最後まで食らいつき、粘りに粘って１点をもぎ取るような場面もありましたが、やはり最後は力及ばず。２日目の試合でも勝利することはできませんでした。

春の大会から再起を誓い、勝利を目指して挑んだ最後の大会でしたが、目標としていた勝利には届きませんでした。選手たちは最後まで本当によく頑張ってくれたと思います。勝つことこそできませんでしたが、１点を争うような緊迫した試合が経験できたことも、格上の相手に必死で食らいついた経験も、とても良い時間を過ごせたのではないかと思います。

３年生はこれで引退となりました。試合後、今年も先輩から後輩へのバトンが渡されました。

今の３年生以下は比較的人数も少なく、先輩と後輩が一緒に練習することや試合に出る機会が少なからずありました。だからこそ、先輩方がいなくなることは後輩たちにとって大きな出来事になります。これからの練習を進めるうえで、きっと先輩方の存在の大きさに改めて気付かされることでしょう。ともあれ、バトンは渡されました。71期生を中心に、またこれから新チームの始まりです。

70期生のチームにはいろんな面で苦労をかけました。チームが始まって間もなくの合宿が中止になり、その後メンバーの怪我にも悩まされました。顧問が十分な指導の時間を割いてあげられない期間があったり、その上で後輩の面倒を見てもらったり。人数が多くないこの状況で、よく最後まで頑張ってくれました。このチームだから、最後までやれたのかもしれません。どんなに困難な状況でも、最後までやりきる。とても大切なことを全うしてくれたチームでした。その先で、何かを掴み取ってくれていることを願っています。どうかこの先も、それぞれの道でまた自分が納得できる結果に至まで、努力を続けてくれることを願います。70期生、最後までありがとうございました。