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部活動

鉄道研究部 全国鉄研交流会

2024/08/09

鉄道研究

鉄道研究部は、8/6・7に静岡県で開催された第10回全国高校鉄道研究交流会に参加しました。

毎年この時期、文化部の全国大会である全国高校総合文化祭が開催されています。2002年に神奈川県で鉄道研究部門が正式に開催され、本校など神奈川以外の3校も参加したのをきっかけに交流を続けており、03年福井・04年徳島・06年京都・07年島根・08年群馬・09年三重・10年宮崎(本校不参加)・11年本校・12年富山・13年福岡・14年茨城・15年滋賀・16年広島・17年宮城・18年長野と本校はほぼ毎回参加し、19年は総合文化祭の佐賀の代わりに、鉄研は京都で開催しました。それ以後、新型コロナの関係で中止が続いてきましたが、今年2024年、5年ぶりに開催することができました。総合文化祭の岐阜の代わりに静岡で開催し、主なテーマは大井川鐵道です。

当初、神奈川の高校と本校のみの交流会でしたが、今年は神奈川県の4校(生田、神奈川工業、神奈川総合産業、川崎総合科学定時制)、京都の2校(龍谷大付属平安、京都共栄学園)と本校の7校63名の生徒・顧問が、静岡に集まりました。本校は部員9名とOB1名が参加しました。

1日目8/6は島田市民総合施設プラザおおるりにて、大井川鐵道広報室次長の山本様より鐵道の成り立ちと不通区間の現状を説明していただきました。22年9月の台風15号により本線各所で被害が発生し、現在も川根温泉笹間渡間から終点の千頭までは不通です。完全復旧にはかなりの費用が必要で、行政への支援・収入増のための団体客獲得など多方面から模索しているとのことです。

次に、大井川鐵道全線復旧を支援する会より、署名運動や美化活動などの活動報告をしていただきました。

最後に、参加した各校より部活動紹介を行い、1日目は終了しました。

2日目8/7は大井川鐵道の新金谷駅に隣接している新金谷車両区にて見学会を行いました。現在も使われている古い電気機関車や検査中のSL、きかんしゃトーマス号など様々な車両を間近で見させていただきました。本学園にもSL C56-111が保管されており、部員で清掃活動を行っているため、部員はメンテナンスについて質問し意見交換しました。

その後は各校の部員たちで交流会を行いました。部誌交換や合宿中の撮影写真の見せ合いなどの情報共有を行いましたが、「雲雀丘学園には、鉄道模型のN・HO・GゲージだけでなくSLも保管・メンテナンスしている」という報告に、他校の部員は驚いていました。そのような内容で、今年の全国交流会は閉幕しました。

当日の様子は、静岡新聞8月9日付に掲載されています。

見学と講演の大井川鐵道と支援する会、および参加された各学校の皆様、2日間お世話になりました。

今後のイベントは、以下の通りです。

・8/21まで「全国高校鉄道研究部合同写真展」 阪急大阪梅田駅構内ギャラリーコーナー

8/24 17:30~21:00 満願の里盆踊り満願寺第一駐車場(川西市))→プラレールくじ出展

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