８月３～４日、山形県天童市で第45回全国中学選抜将棋選手権大会が開かれ、女子の部で１名が参加してきました。この大会は中学生の将棋大会の中で最も格式高い、最高峰の大会で、出場できること自体が大変名誉です。三笠宮彬子女王殿下にご臨席賜り、日本将棋連盟の羽生善治会長のあいさつで大会がスタートしました。

１回戦は石川県代表選手と対局、昨年も全国大会に出場していた選手です。初めて出場する中２Mさんは緊張している様子でしたが、初戦を勝利します。２回戦は宮崎県の代表選手を相手に果敢に戦うも、敗れてしまいました。１勝１敗、次勝てば決勝です。３戦目は北海道の代表選手で昨年の全国大会出場者です。中盤からは激しい攻め合いになりますが、なんとか勝利し決勝進出を決めました。

午後からの決勝戦、いきなり格上の三重県代表選手と戦います。しかし、場慣れしたのか果敢に戦い、見事に勝利しました。２回戦では敗れてしまいましたが、全国ベスト16という結果を残してくれました。

 今回の大会を通して特に関西圏の代表選手ととても仲良くなれたようです。将棋を通してつながる縁があります。そしてそれがまた全国大会に来たいというモチベーションにもなります。選手のこれからの活躍がますます楽しみです。