今日の昼休み、「日本の交通網」第17回が会議室で開催され、鉄道研究部員と有志の10名が参加しました。今日の内容は「赤字常態化の3セク鉄道」です。

住民や観光客の「足」として地域を支えてきた各地の「第３セクター鉄道」が、岐路に立たされています。人口減にコロナ禍や物価高が重なり、自治体による赤字補填も限界に近づいているためです。福岡県を走る平成筑豊鉄道もその一つ。県の主導で将来像を探る検討が始まりますが、存続のための代替案には課題も多く、着地点は見通せません。

この記事を読んで、解決策があるか意見交換しました。感想は、「アニメのコンテンツとのコラボがあるが権利料の問題がある」「城のラッピングやコラボグッズなどアイデアを提供するのも私たちの役割」「他の地域から乗りに来てもらうため、観光列車・古い車両などはどうか（SL人吉など）」「乗客の好きなキャラクターのラッピング列車」「地域住民に寄り添うことを忘れてはならない」「地元のイベントとコラボして地域の活性化」「推し活、LRT、地域と観光のバランス」などありました。

国鉄からJRに移管されたものの、赤字で地元企業と自治体が出資して第3セクターに引き継ぎました。各社いろいろアイデアはだしているものの、なかなか苦労されています。どうするべきか、皆で考える必要があります。

次回は1月9日に会議室で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。（写真は、鉄道研究部夏合宿で訪問した阿武隈急行車庫です）

これからのイベントは、以下の通りです。どうぞお越しください。

・12/11～1/31 阪急園田駅写真展（神戸線ﾎｰﾑ下 改札内2階休憩ｺｰﾅｰ「Station＋」『ｷﾞｬﾗﾘｰｺｰﾅｰ』）

・2/2 13:30～15:00尼崎市園田東生涯学習プラザ「旅行講座」