1月13日(月)尼崎市で大関杯第17回デイリースポーツ杯新春将棋大会が行われました。今年も会場には多くの参加者が集まっていました。本校からは８名（全員中学生）が参加しました。写真はネットへの掲載が禁止のためありません。

昨年も参加しましたが、その際は現高２の生徒が敗者復活戦で準優勝でした。この大会の良いところは棋力によって参加クラスが６つにも分かれていること、負けても敗者戦を組んでくださるところです。今年は初心者交流Ａクラスで中１のＭくんが全勝優勝しました。その他Ｂ級でも多くの生徒が決勝トーナメントまで進んでくれました。今年も多くの地域の大会へ参加していきたいと思います。

今日は「左馬」についてお話したいと思います。将棋界では左馬が縁起の良い招福駒として知られています。「うま」は反対から読むと「まう」となり、祝福の舞を連想させます。また、馬は右から乗ると転ぶ習性があるため必ず左から乗ります。これが左馬は「転ばない人生」を表しています。また右に出るものはいないといった「強さの象徴」でもあるようです。実際に、将棋のまちとして知られる山形県天童市では、新築の家主や新規に商売を始めた方に左馬の駒を贈る文化があります。

今年も一年、囲碁将棋部の生徒たちに、そして雲雀丘学園に関わるすべての方々に福がありますよう願っています。本年度もどうぞよろしくお願いします。