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【中学女子テニス】近畿中学校テニス大会(全中近畿地区予選)の結果

2025/07/30

女子硬式テニス

7/30(水)に京都府立山城総合運動公園太陽が丘テニスコートにて開催された近畿中学校テニス大会の結果を報告させていただきます。

◯団体戦(ダブルス2本、シングルス3本)

1回戦 3-0(2本打ち切り)同志社国際(京都府)

2回戦 0-3(2本打ち切り)浪速(大阪府)

順位戦 4-0(1本打ち切り)貴志(和歌山県)

以上により、8/17〜19に福岡県博多の森テニスコートで開催されます全国中学生テニス選手権【団体戦】に出場することが決定いたしました。全中団体は2年連続20回目の出場となります。

 

兵庫県2位として挑んだ今大会。第1シードのブロックに入ったため、順位戦から全中を目指していきました。初戦の同志社国際は京都府2位であり、強力な中学1年生がいることが事前の情報でわかっていました。実際に、打つボールの強さだけでなく、球種も多彩であり、中3エースを持ってしても苦戦しました。また、先に始まったダブルスでも本校の選手の立ち上がりがやや固く、ラリーが単調になったり、ボレーに出ないといけないところで二の足を踏んでしまうところがありました。なんとか最後はまとめることができましたが、修正が必要に感じました。

2回戦は第1シードの浪速であり、昨年の全中で準優勝したチームでした。そもそものテニスの強度の違いが浮き彫りとなりました。ラリーの単純なスピードが違い、こちらが全力で打ちにいったボールでも至って「普通に」返してきました。これが全国で優勝を目指すチームなのだなと感じました。

順位戦は和歌山2位の貴志中学校でした。4面展開であり、この試合を勝ったチームが全中を決めるという重要な対戦でした。一部固さや、積極性を欠く態度もありましたが、なんとかラリー戦を我慢して続け、相手よりも多くボールを返していくことができました。団体3本目は中学3年生ペアが決め切り、2年連続20回目の全中出場を決めることができました。

今大会は、とにかく結果を出すこと、良いテニスも大事であるが、勝つためのプレーに徹するということを主眼において挑みました。その点においては、100点満点の結果であったと思います。今の中学3年生が代を執ってから、自分たちで「勝つためには何が必要となるか」ということ考えて行動をしていました。その1つの代表例が「応援」であると思います。選手の力が足りないときに外部からの声掛け=応援で盛り上げていこう、全国出ているチームのまとまっている応援に負けないようにしようと、選手たちが自発的に行動しました。最初の方は、勝っている試合は大きな声が出ていましたが、負けている試合では声掛けに迷い、黙ってしまう時間がありました。しかし、大会を経るごとにそういった点も改善していきました。また、団体メンバーでない選手も巻き込んで応援する流れができました。これは最初に行動を起こした中学3年生の功績です。大変誇らしいことです。中学3年生がいるチームも残り3週間です。中学2年生以下にはこの時間を大切にしてもらい、良い部分をどんどん吸収し、次の代が始まるときの参考にしてもらいたいです。

このチームで大会に挑めるのもラスト1大会です。全国大会でも1勝を挙げられるように残りの期間を頭を使って臨んでいきたいと思います。

保護者の方々、県総体からの5日間、暑い日が続く中本当にありがとうございました。選手を日頃からサポートしていただいているからこそ、ここ一番で実力を発揮してくれていると思います。皆様と一緒に博多にいけることを楽しみにしております。この夏、一番楽しんでいきましょう!!

 

最後に、今大会を運営していただいた先生方、本当にありがとうございました。近畿代表として全国で戦ってきます。今後ともよろしくお願いいたします。

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