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囲碁将棋部 将棋 県総文個人戦2025

2025/11/06

囲碁将棋

11月2日(日)兵庫県総合文化祭将棋部門の個人戦が行われ、本校からは13名の生徒が参加しました。場所は県立加古川南高校です。

A級では高2Tくんの活躍が目立ちました。予選を2勝1敗で通過すると、決勝でもそのまま勝ち上がり準決勝では甲陽学院の高2生と当たります。相手は格上の強敵ですが、序盤は押しているように見えました。終盤になり、入玉を目指す相手に対して30秒読みのなか集中力高く指していきます。しかし、相手の絶妙な角打ちから逆転負け、実はその前に詰みを逃していたようで悔しい対局となりました。これで全国大会をあと一歩のところで逃すのは3回目です。腐らず、自分を信じてより精進してほしいと願います。

B級では高2Dくんが悲願の3位入賞。今までの大会では予選ブロックですべて3勝1敗(決勝には4戦全勝が条件)と、悔しい思いをしてきました。しっかり賞状をもらって次回大会からはA級に昇格です。その他、B級には8人が参加しましたが、全員が2勝以上挙げてくれました。普段から全員で切磋琢磨し努力を続けた賜物かと思います。

女子の部は3人が参加しましたが、こちらは全員が予選を通過し決勝トーナメントへ進出。しかし、高2のTさんは準決勝で敗れ、入部から続いていた無敗記録が止まりました。それでも対戦相手とは以前から仲良しで、全国大会にむけてエールを送っていました。将棋もずっと良いことは続きませんし、棋力があっても負けることはあります。女子3人は二週間後に近畿大会があります。乗り越えて、次の舞台でさらに羽ばたいてくれると信じています。

四字熟語に「雲外蒼天」という言葉があります。藤井聡太永世棋聖が揮毫したことで一躍有名となりました。努力を乗り越えた先には素晴らしい未来が待っているという意味です。部員たちがこの秋を乗り越え、来年の大会で成果を出す姿を楽しみにしています。

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