学校ブログ

進路の部屋

アカデミックサマー(徳島大学医学部)

2018/09/12

Academic Summer

 徳島大学医学部へのAcademic Summerは高校2年生3名、高校1年生1名の合計4名が参加しました。病院へ到着すると医学部長直々に出迎えてもらい、学内や病院内の案内をしていただきました。生徒達は緊張した様子でしたが、徳島大の正規職員しか着用することが出来ない白衣をお借りし、気分が上がっていたようです。まず初日の手術室見学は学部長の案内・解説で手術室内・患者のすぐ横で見させていただきました。手術は食道がん患者の食道切除術で、10時間に及ぶものです。ドクターの食事休憩なども含め、生徒たちは驚きの表情でしたが、手術中の出血場面などにも負けず、誰一人音を上げることなく、夢中で手術の様子を見つめていました。手術室見学をした後、実験室へ移動し、がん細胞の培養や抗がん剤などの実験の様子を見させていただきました。その他、外来病棟や日亜ホール、特別病室、県立病院との連絡、病理部など病院内の様々なところを見学し、手術手技に関する講義やカンファレンスへの参加もさせてもらいました。2日目は医学部3年生の研究中間発表に参加させてもらいました。前日のカンファレンスに比べると、生徒にとってもわかりやすい内容で、身を乗り出して質疑応答を聞く姿勢が見られました。この日の手術見学は内視鏡室で行われている食道がん患者の病理検査。全身麻酔ではないので、昨日の手術現場より生々しいものでしたが、生徒達は真剣に見学をしていました。その後、手術研修室へ移動し、医学部生が行うものと同じ、持針器や縫合針を用いた表皮縫合トレーニング・内視鏡トレーニングボックスを用いた内視鏡手術練習などをさせていただきました。生徒達は本物の医師になって気分で目をキラキラ輝かせながら取り組んでいました。  


 


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