進路の部屋
アカデミックサマーinひょうご税理士法人
2018/09/18
昨日、「アカデミックサマーinひょうご税理士法人」と題して、阪急塚口駅からすぐの所にある「ひょうご税理士法人塚口本店」を訪問しました。今年で3回目となる企画で、公認会計士・税理士の仕事について、職場見学やグループワークを通じて現場で働くプロから学びます。今年は高1・高2だけでなく中3からも参加がありました。午前中はひょうご税理士法人代表の妹尾 芳郎氏の講演から始まりました。仕事に対しての志や世のため、人のために働くことの意義、ご自分の経験から、苦労は若いうちにしておいた方がいい、楽して人間幸せにならない、大事なのはプロセス!生きていく中で無駄はない!など、将来社会に出ていく中高生のために熱く語っていただきました。午後からはグループワークです。「ある社長の1日」と題して、1日の社長の行動と会社の経営数値表を参考に、その会社の課題をクリアし、儲けや給料を伸ばすための提案をするというものでした。なかなか難しい課題でしたが、ああだ、こうだと話し合い、アドバイスをいただきながら、生徒たちは思い切った提案をし、売り上げをなんとか上げる?提案が出来ました。経営数値表を見ながら、実際に数字を入れていくので、苦戦しましたが生徒たちは真剣に取り組んでいました。税理士の仕事は正しく利益を計算し、税金を計算する。資料さえあれば、AIがやってくれる。でも、人にしか出来ないことがある。それが、社長の会社への思いを聞きながら、その会社のためにどういう提案をしていけるか、具体的に数字を出しながら、ともに考え、企業を活性化する手助けをすることが、今後税理士が生きていくポイントになると最後に話してくださいました。
生徒の感想のひとつにこんな言葉がありました。「今回の参加で、経営学をお勉強させて頂けただけではなく、人間として大切なこともたくさん学ばせて頂くことが出来ました。そしてより一層、経営に興味がわきました。この企画に携わって頂いたすべての方に感謝します。」
今回の企画に賛同して頂き、お忙しい中準備していただいた榊様、木戸様、代表の妹尾様、ほんとにありがとうございました。