進路の部屋
先輩はこうした-11―雲雀で描こう自分の未来―Life Design Building at Hibari―
2020/07/22
進路説明会を終え、入学試験の選抜方法や手続きが分かり、いよいよ個々に自分のすべきことを認識してやっていく時期がやってきました。現在進むべき道に悩んでいる人は、志望する大学と学部について、一度志望理由書を書いてみるのも、自己分析をするよい手段かもしれません。先輩の体験記を参考にしてみましょう。
【広島大学 生物生産学部】【AO入試】 (選抜特進 女子)
私は広島大学のAO入試を受験しました。 受験で自分の為になったと思った事は3つあります。
一つ目は、志望理由書を書く事です。 志望理由書自体は勉学とは直接関係なく、一見時間の無駄と思うかもしれませんが、自分が本当に何を学びたいのかを深く考える機会となり、最終的な志望校を絞り込む上でとても役に立ちます。 3年生になってすぐに、他の大学のAO入試を受ける為に志望理由書を書き始めましたが、頭ではわかっているつもりでも、実際に書き出してみるとあやふやなことしか書けず、自分が本当に学びたいことが分からなくなることがありました。 しかし書き進めていくうちに、自分の学びたいことへの理解が深まり、志望校を広島大学に絞り込み、受験に向けてのモチベーションを高める事ができました。 受験に志望理由書が必要でない人も、今のうちにゆっくりと自分の学びたい事を考えておくとよいかもしれません。
二つ目は、友達との支え合いです。 私は集中力を長続きさせることがとても苦手でした。でも友達と毎日図書館で一緒に勉強したり、友達が一生懸命に勉強する姿を見たりすると、自分も頑張ろうと思う事ができました。
三つ目は、英検などの検定です。 広島大学は英検準一級以上を持っているとセンター英語が満点換算になったのですが、私は準一級に早い段階で合格できたので、気持ちゆとりができました。 当日も心の支えとなり、リラックスして試験に臨む事ができました。
受験は本当にしんどくて大変ですが、知識習得だけでなく、たくさんの力を得る事ができたと思います。 勉強とメンタルの両面で支えてくれた先生方や、見守ってくれた家族、一緒に頑張った友達には本当に感謝しています。 皆さんもこれからたくさん苦労し、しんどいと思いますが、支え合いを大事にして頑張ってください。
【体験記を書いて下さったあなたへ】
にこやかに勉強していたことが印象です。学部についてしっかりと研究をし、一緒に面接の練習をすることが楽しみでした。