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選考方法を知ろう8-私立大学の学校推薦型選抜―

2020/07/06

大学入試

私立大学の学校推薦型選抜は、入学者比率が40%以上を占めていると言われています。選抜方法は、小論文や適性検査、面接、基礎学力試験、調査書等の書類審査をさまざまに組み合わせて選考されています。私立大学の出願要件は、なかには成績基準を設けない大学もあるなど、国公立大学ほど厳しくない場合もありますが、近年は適性検査や基礎学力検査といった名目で学力を測る試験が行われている大学も目立っています。

また、私立大学の学校推薦型選抜は、一般選抜と同様に多様な選抜が実施されており、「スポーツ推薦」「有資格者推薦」「課外活動推薦」などがあります。すなわち、自分の強みをより活かすことができるというわけです。「スポーツ推薦」は、その名称の通りスポーツに秀でた学生の獲得を目的とした選抜で、出願にあたっては高校時代の競技成績が基準となります。「有資格者推薦」は、実用英語技能検定(英検)やケンブリッジ英語検定といった民間の英語資格・検定試験や、日商簿記などの技能をもつ受験生を優遇する選抜です。「課外活動推薦」は、生徒会活動や部活動、社会・地域奉仕活動などで活躍した人を対象にした選抜となっており、コンクールや競技大会での秀でた実績を出願要件とする大学も少なくありません。

雲雀丘学園や校外で行われる様々な活動やイベントに積極的に参加していれば、経験を積むことができるだけではなく、受験に必要な条件もおのずと揃い、準備が整ってくるというわけです。掲示や案内に自らのアンテナを張り、積極的に参加していきましょう。


 


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