「授業」・「学年」という枠を超えて、一つのテーマに焦点を当てて共に学ぶ「探究ゼミ」講座「経済を学ぶ」を毎週水曜の昼休みに開催しています。2週連続、卒業生が来校し、講座の中で興味深い話をしてくださいました。

9月23日の講座では、1994年卒業（36期生）で現在45歳の卒業生です。彼は、大学在学中に宅地建物取り扱いの資格を取り、不動産会社に就職して、営業20年、そのうち10年は所長をつとめ、現在は本社で管理部門を担当されているそうです。彼は、コロナによる経済不振が続いているけれども、不動産はさほど影響を受けていないという話をしてくださいました。

9月30日の講座では、2017年卒業（59期生）で法学部4回生の2名です。2名は、一人は知的財産法を研究し、メーカーに内定しています。もう一人は国際法のゼミで学び、公務員に採用予定です。両名とも、高校の時に探究ゼミで経済を学び、エコノミクス甲子園に出場して県大会2位・3位と上位入賞しました。その体験が就職活動における面接において、大いに役立ったことを語ってくださいました。

講座の中で直接お話を伺うことができ、先輩の言葉が、後輩の現役生の心に大きく響いたことと思います。
先輩の皆様方、お忙しい中、ご来校下さり、お話下さいましてありがとうございました。