進路の部屋
先輩はこうしたー21ー雲雀で描こう自分の未来ーLife Design Building at Hibari
2020/10/27
卒業生の体験記を紹介します。タイムリミットを設け、時間管理をしっかりして生活することのメリット。低学年のうちから是非試してみて下さい。高学年の皆さん、良いことはいつ始めても遅すぎることはありません。長い人生で、今始めておいてよかった、そう思う時がきっと来るはずです。卒業生の経験を参考にしてみましょう。
私が志望校を決めたのは高1の夏でした。始めはE判定ばかりでしたが、絶対に受かりたいという気持ちが合格へと導いてくれたのだと思います。そんな私から後輩の皆さんに主に勉強法について3つ伝えたいことがあります。
1つ目は苦手科目から逃げないことです。私は中学の時から数学が大の苦手でした。高1の時の定期テストでは平均点なんてとった覚えがないし、30点台のときもありました。高2のときにこのままじゃやばいと思い、数学にかける勉強量を増やしました。レジェンドの夏休み課題は30題だったけれど200題近くやりました。高3では1週間に数学の自習ノートを1冊使い切るという目標を立てて勉強しました。この結果苦手から普通くらいのレベルにはなることができました。苦手科目を普通のレベルにするのは努力次第でどうにかなります。私の勉強の効果が出始めたのは1年くらい経ってからでした。あきらめずに自分を信じて継続し続けてください。
2つ目は学校をフル活用することです。私は塾に行っていなかったからということもあり、受験に必要な科目の講習は出来るだけ全て受講するようにしていました。自分では気づかなかった弱点に気づくことができました。また、小テストや定期テストには全力で取り組んで欲しいです。なぜなら基礎を固めるのに絶好の機会だからです。小テストは合格点を目指して勉強するのではなく満点を目指して勉強するのが良いと思います。日々の積み重ねほど大きなものはありません。また基礎は決して簡単ではありません。東大生クイズ王の伊沢さんは自らの著書で勉強についてこのように述べていました。「基礎が完成していないと、点数がブレる」「応用とは、基礎を組み合わせてできること」基礎を軽く見ている人は問題演習を始めたときに壁にぶつかると思います。
3つ目は効率の良い勉強をすることです。高3になって差がつくとしたらやはりこの部分だと思います。1つの例として私は朝に学校で勉強することを勧めます。なぜなら朝には8:30というタイムリミットがあるからです。夜は最悪睡眠時間を削ればいいや、という思いからダラダラ勉強してしまいがちです。タイムリミットがあると自分でも驚くほど集中できます。テストで集中できる要因にはタイムリミットの存在があるのではないでしょうか。まずは1時間早く寝て1時間早く起きることから始めてみてください。
受験当日、自分は今まで誰よりも勉強してきたから絶対大丈夫だ、と自信を持てるように。皆さんの健闘を祈っています。
【体験記を書いて下さったあなたへ】
朝早くから夜遅くまで,学校中心の学習でやりきった姿はすばらしいと思います。謙虚に学んでいくことをこれからも大切にし,羽ばたいてください。また,後輩に体験を話してください。