学校ブログ

進路の部屋

先輩はこうした24-自信を持って挑むー雲雀で描こう自分の未来

2021/01/20

ライフデザイン

116日、17日に大学入学共通テスト終え、自己採点をすませました。これまで目標をもって懸命に頑張ってきたことを大事にさらに二次試験へと、講習が展開されています。先輩の体験談を紹介します。―自信を持とう、そして夢へ挑もうー

【京都教育大学・教育】【一般】 (選抜特進 男子)

センター試験の直前になると多くの先生方から「自信をもって挑んできなさい」という言葉をかけられました。受験の時だけでなく、部活動の試合の時にも「自信を持て」という言葉を幾度となくかけられました。きっと在校生の皆さんもこのような言葉をかけられたことがあるのではないでしょうか。ここでは、私自身の実際の経験に基づいた「自信」について書こうと思います。

まず、本番において自信を持つためには、本番までに一生懸命に練習をしている必要があります。私は、引退するまではほとんど部活最優先の生活をしていましたが、部活では誰よりも練習に対して真剣に取り組み、何よりも滅多に練習を休みませんでした。そうして続けていると、試合での大切な局面で必ず勝ってくることができるようになりました。試合の中での動きが自信の表れたものになったからです。しかし、私自身は、試合前には自分自身に対して自信を感じたことはありませんでした。ここまでで私が言いたいことは、自分自身の意識に「自信」というものが上がることがなくても、それまでの過程に積み上げてきた努力さえあれば「自信」は無意識の動きの中に発揮されるということです。

これは私の場合、国立の二次試験の当日にも同じことが言えます。センター試験でこけて大きなビハインドを背負った戦いで、受かるという自信は正直ありませんでした。しかし、センター試験が終わってから受験校の赤本を集められるだけ集め、それぞれの年度の問題を三回以上解きました。多分、私より解いた人はいないと思います。非効率的なやり方だと思われるかもしれませんが、自分が誰よりもこれはやったという事実を作ることによって、試験当日の不安に押しつぶされそうな中で、明らかに私のシャーペンは自信を持って動いていたように思います。

勝負の時に自信は大きな力を持ちます。それは必ずしも意識に上るものではありません。努力を重ねてきた者は、その時に無意識下で自信の力を発揮することができます。その時のために今を一生懸命に生きてください。健闘を祈ります。

【体験記を書いて下さったあなたへ】

学校行事、部活動との両立を一生懸命がんばっていた姿が目に浮かびます。とても心が優しいので、きっと子どもに寄り添う良い先生になってくれると思います。






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