進路の部屋
先輩はこうした25ー基礎応用力ー雲雀で描こう自分の未来
2021/01/28
現在高校3年生では、国公立大学、私立大学の入学試験に向けて、仕上げの講習が行われています。そのほかの学年でも、1年を締めくくる大事な時期を迎えています。今日は、いつ何時も一生懸命な姿が輝いていた、自分の道をしっかり歩んでいる先輩の体験記を紹介します。キーワードは「基礎応用力」。
【京都大学・農学部】一般 (選抜特進・男子)
私は高1のときに、ある生物の先生の授業を受けて生物に興味を持ちました。そこから派生して他の教科の勉強も少しずつするようになりました。私は部活動をしていたので、なかなか勉強だけに集中するのは難しかったですが、とりあえず定期テストを大切にしました。定期テストを大切にしたのは基礎を固めることができるからです。その生物の先生は、よく基礎応用力が大切だとおっしゃっていました。どんな大学に受験することになっても定期テストのレベルの問題の理解は求められると思います。また、そういった問題をいくつも理解することで、応用的な問題が解けるのだと思います。定期テストをあまりやってこなかったという人もまだ取り戻せる時期なので焦らずにやれば大丈夫だと思います。
あと私は部活動を引退するまでに英語を他の教科より重点的に勉強しました。重点的に勉強したと言ってもシス単とスクランブルを覚えるという単純なものです。英語をある程度やっていたので3年生になってから他の教科に時間をかけることができ、英語を早目にやっておいて良かったと感じることがありました。
部活動を引退してからは、他の教科にも満遍なく取り組みました。特に私は国語が苦手だったので、3年生の国語のセンター演習の授業では、先生の言っていることを授業内で理解しきることを意識していました。12月からセンター対策を本格的に始めたのですが、センター国語を2周目したときに、授業で理解した考え方で解くことができ、力がついている感覚がありました。このように同じ問題を繰り返すときは1周目で理解しきって、少し忘れたぐらいに、1周目で理解したことを2周目で使うのが良い方法だと思います。
先にも書いたように私は単純な方法で勉強しました。困ったときは先生や先輩に相談しました。一人で考えると焦りがちになり、焦った気持ちで勉強してもあまり力が付きません。そこには注意してほしいです。焦らず落ち着いて頑張ってください。
【体験記を書いて下さったあなたへ】
授業中にすべてを吸収しようとする姿勢は素晴らしいものでした。
1年前,センター試験が終わり大学別講習の体制になってからの懸命な姿を思い出します。
後輩たちも同じように頑張っています。応援お願いします。