学校ブログ

進路の部屋

先輩はこうした27ーノートを作ろうー雲雀で描こう自分の未来

2021/03/16

ライフデザイン

3学期、学年末の締めくくりの時期を迎えています。先輩がみなさんの学園生活を応援して、アドバイスをくださっています。自分自身の生活を見直し、より充実したものができるよう、参考にしてください。

【東北大学 経済学部】 (選抜特進 男子)

受験を終えて、自分の個人的な体験から勝手にアドバイスします。

一つ目は、学校の勉強を充実させること。自分はあまり家で勉強に集中できないので、学校に残り課題を仕上げ、授業の効率を上げることを、意識してきました。気づいていないかもしれませんが、学校で配られる参考書はかなり完成度が高いです。一冊を丁寧にやりきるだけで、入試に必要な力がつきます。自分の場合、英作文や長文は、学校の参考書と過去問だけで挑みました。やや余談ですが、今年の東北大の古文では、学校の講習とまったく同じ文章が出ました。講習を受けていてよかったです。

二つ目は、ノートを作って知識をため込むこと。自分は社会科の問題演習の後に、知らなかった、あるいは分からなかったことをまとめるノートを作って見直しました。まとめる時間はかなり取られますが、特に暗記の多い科目なら、確実に点数を上げていけるので、早い時期からやることをお勧めします。また、とったノートを見返すことのほうが(5倍くらい)重要です。このことに気づかないと時間の浪費になってしまいます。

三つ目は、自分の実力、意志、受験校の3つを平等に見定めること。これが最も重要です。自分はセンター本番、まったく目標点に届かず、後日担任の先生に「浪人したくないなら国公立は2つランクを落として受けなさい」と言われました。自分は、浪人は避けたかったけれど、このまま志望校を下げることにも納得がいかなかったので、センター前は考えてもいなかった東北大学に出願しました。三者面談の場では決めきれず、過去問を見てもらい、インターネットで東北大のことを調べ、何度も面談をして決めました。最後には、学年主任の先生に「東北大にするんやで」という後押しももらい、納得して決められました。今思えば、センター後の一か月は高校生活の中で最も先生方と関わり、力をもらえた時間でした。

最後に、受験勉強は自分と向き合うチャンスだと思って、ポジティブに捉えてください。一つ行きたいところに合格をもらってしまえば、誰でも受験勉強に意味を見出せるし、納得できると思います。

【体験記を書いて下さったあなたへ】

センター試験後、出願を迷っていた姿がありました。色々な先生の意見を聴き、最後は自分で決断をしました。学校行事に積極的に参加し活躍していたので、大学でも同じように活躍していくことと思います。優しさにあふれたあなたを、後輩も頼りにしています。また、アドバイスをお願いします。

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